「サル痘」 欧米などで報告相次ぐ 症状・注意すべき点は…(まとめ) | Just One of Those Things

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遅くなりましたが取り急ぎ取り上げます。

 

※当時時点の記事で取り上げていますのでご了承くださいませ。

 

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「サル痘」 欧米などで報告相次ぐ 症状・注意すべき点は…
2022年5月20日 18時09分 NHK


©NHK

「聞いたことがなかった。。。」
「市中感染の可能性があるってこと?」
「このニュースは当面、要注意だと思います」

イギリスやアメリカで、感染症「サル痘」の患者が相次いで報告され、SNSでも多くの関心を集めています。

「サル痘」とはどんな感染症なのか、まとめました。

(※文中に「サル痘」の症例写真を掲載しています)


■欧米などで感染広がる「サル痘」


ヨーロッパや北米では「サル痘」の患者の確認が相次いでいます。WHO=世界保健機関は各国の保健当局に対し、患者を早期に発見したり、患者に接触した人を迅速に追跡したりする態勢を強化するよう呼びかけています。

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【イギリス】
イギリスの保健当局は、今月18日までに「サル痘」の患者が合わせて9人確認されたと発表しました。
最初に確認された患者は西アフリカのナイジェリアへの旅行から帰ってきた人で、家族2人にも感染したとみられるということです。一方、残る6人の患者の感染経路は明らかになっておらず、現在調査が行われています。

【アメリカ】
アメリカのCDC=疾病対策センターは18日、東部マサチューセッツ州で「サル痘」の患者が確認されたと発表しました。
患者は最近カナダへ旅行したことがあるということですが、どこで感染したかは調査中としています。

【カナダ】
カナダの保健当局は19日、国内で初めて2人の患者が確認されたと明らかにしました。

【フランス】
また、フランスでも19日、29歳の男性の感染が確認され、自宅で隔離されているということです。

この他、AP通信などによりますと、
▼ポルトガルで14人、
▼スペインで7人、
▼イタリアとスウェーデン、ベルギーでそれぞれ1人の感染が確認されているということです。

またオーストラリアでも患者ひとりが確認されたことがわかりました。
 

 

■「サル痘」とは


国立感染症研究所によりますと、「サル痘」は1958年にポリオワクチン製造のために世界各国から霊長類が集められた施設にいたカニクイザルで最初に発見されたため、「サル痘」という名前が付けられました。

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WHOによりますと、ヒトでの「サル痘」の潜伏期間はおおむね6日から13日で、その後、顔や体に特徴的な発疹が出るほか、発熱やのどの痛み、リンパ節が腫れるなどの症状が出るということです。

過去にアフリカで感染が起きた際には、致死率は数%から10%程度に上ったと報告されています。

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“サル痘ウイルス”は、ネズミやリスなど感染した動物にかまれたり、血液や体液、発疹に触れたりすることで感染することがあるほか、感染した人の発疹や体液に触れたり、飛まつを浴びたりすることで、ヒトからヒトに感染する可能性があるということです。

ただ、WHOは、ヒトからヒトへの感染は密接な接触によるもので、比較的限られているとしています。

日本では「サル痘」の感染が報告された例はこれまでありません。
 

 

■ペットを通じて…


1958年、「サル痘」が初めて報告された当時はヒトの感染例は報告されていませんでした。

しかし1970年に今のコンゴ民主共和国で、ヒトへの感染が初めて確認されました。その後、中央アフリカや西アフリカの熱帯雨林地域で散発的に感染が広がっているとしています。

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また2003年にはアフリカからペットとして輸入された小動物を通じてアメリカにウイルスが持ち込まれたあと、合わせて71人が感染しましたが、亡くなった人はいなかったということです。

アメリカのCDCによりますと、この時はアフリカからペットを通じて持ち込まれた“サル痘ウイルス”がプレーリードックに感染しました。感染した人はプレーリードックと接触があったとしています。

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国立感染症研究所によりますと、“サル痘ウイルス”には大きくコンゴ型と西アフリカ型があり、コンゴ型は病原性が高いということです。

また2003年のアメリカでのケースは、西アフリカ型の“サル痘ウイルス”によることが明らかになっているということです。

 


■天然痘ワクチンに高い予防効果

©NHK

「サル痘」には特異的な治療法はなく対症療法で対応されていますが、1980年に根絶された天然痘に対するワクチンが、「サル痘」にも高い予防効果があるとされています。

 


■「サル痘」注意すべき点は 【一問一答】


「サル痘」に詳しい岡山理科大学の森川茂教授に話を聞きました。

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Q.どんな病気なのか。


「モンキーポックスウイルス(=サル痘ウイルス)は、天然痘に似たウイルスで、ヒトに感染すると天然痘のような症状を出すことが知られています」
「2種類、大きく分けて強毒型のと、それほど強毒でない方があります。アフリカでは今も流行が続いて、毎年患者さんが出ています。アフリカから帰国した人とか、アフリカから来た人がイギリスとか海外で発症して、それで見つかるというケースが最近相次いでいるという状況だと思います」


Q.イギリスとかで見つかったウイルスはどちらのタイプなのか


「ナイジェリアからイギリスに輸入症例として過去何年か出ているケースでは、ナイジェリアで今流行してる西アフリカ型という比較的病原性が低いとされている方のモンキーポックスウイルスであることがわかっています。強毒型は主にコンゴ民主共和国を中心に分布しているウイルスで、ヒトからヒトへも比較的容易に感染するようになってきていて、重症例では天然痘と区別のつかないような症状を出して死亡するケースも知られています」


Q.強毒型でなければあまり心配はないのか。


「西アフリカ型は、サルに対する病原性も低いとされていて、ヒトでは非常に軽症で済むと言われていましたが、ナイジェリアでここ数年流行が相次いでいる中では、かなり重症化しているケースもあります。弱毒型の西アフリカ型でも、ナイジェリアで流行している株は、少し強毒化している可能性が指摘されています」


Q.怖いウイルスということか。


「天然痘ほど強いウイルスであるというふうには今のところなっていません。昔は天然痘のワクチンを世界中の人が受けていたので免疫がありましたが、今の若い世代の人たちは天然痘がなくなったので天然痘のワクチンを受けていません。免疫力の低い基礎疾患のある方とかの場合は重症化するリスクがないとは言えないと思います。新型コロナウイルスのようなパンデミックを起こすようなウイルスではないと思います」


Q.なぜでしょうか。


「新型コロナウイルスは呼吸器感染で広がるウイルスなので、かなり広がりましたが、ポックスウイルスは主に接触感染、一部飛まつ感染しますけれども、それほど感染力が強いわけではないので、一気に世界中にひろがるものではないと思います」


Q.もし国内に入ってくるとしたらどういう状況が考えられるか。


「おそらく、その流行国で感染した人が潜伏期間中に帰国して、あるいは流行国の人が日本に訪問されたときに発症するケースで出ることが想定されます。もともとはリスが持っているウイルスで、輸入動物として感染した動物が入ってきた事例というのは、20年ほど前アメリカでありましたので、そういうリスクがゼロというわけではないです」


Q.私たちはどう気をつけたらいいのか。


「例えばナイジェリアとかコンゴ民主共和国では、感染者が出ていますけれども、そういう国に行っても、都会、首都みたいなところで知らないうちに感染するものではありません。リモートエリアで流行が起きてますから、そういうところに行かないっていうのはひとつあります。リモートエリアというのは要するに自然豊かな熱帯林のようなところとか野生動物がいるような所ですね」


「(海外の感染が広がっている地域で)野生動物にむやみに接触するようなことは避けるというのが重要、特に海外に行ったときは重要だと思います」
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直ぐに消えると思いますが・・・

 

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※11日の合わない整形外科の治療後、耳鼻咽喉科で集中治療で酷い痛みに見舞われていましたが峠をやっと超えましたが、処方箋の作用もあって次々と痛みと可能と膿に見舞われていますが、取り急ぎ取り上げさせていただきました<(_ _)>