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“戦争報道ストレス”にどう対応すべきか 専門家が語るメディアとの向き合い方
 2022/04/02 11:15 Newポストセブン



© NEWSポストセブン 提供 SNSの普及により無加工の情報に接する機会も増えている(写真はイメージ。Getty Images)


 ロシア軍によるウクライナ侵攻から1か月あまりが経過した。テレビでは連日のように戦地の状況が報道され、SNSでも映像が拡散されている。他方でこうした悲惨な映像や報道に接し続けることで、直接的に侵略の被害を受けているわけではないものの、精神的にストレスを抱えてしまったという人も少なくないようだ。SNSが普及した今の時代、どのような点に気をつけて戦争報道と向き合うべきだろうか。ストレスを感じてしまった場合の対処法を含めて、専門家に聞いた。

 2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が隣国ウクライナへの“特別な軍事作戦”を実施することを公表し、ロシア軍によるウクライナへの全面的な侵攻が始まった。ウクライナは徹底抗戦し、解決の糸口が見えないまま1か月が経過。この間、日を追うごとに戦況は悪化し、軍同士の戦闘にとどまらず、民間人を巻き込みながらマンションや病院、ショッピングモール、劇場、美術館、さらには原子力発電所まで攻撃に曝されてきた。

 日本国内では戦地の状況が連日テレビやニュースサイトで報じられ、民間人が攻撃を受けたり他国へと避難したりする様子が伝えられてきた。それだけでなくSNSでは現地の人々が自主的に撮影した映像や無加工の動画も拡散しており、パソコンやスマホを開けば即座に戦争の実態が目に飛び込んでくると言ってもいい状況だ。

 こうしたメディア環境下で、悲惨な報道に接し続けて精神的ストレスを抱えてしまったという声も出ている。ネット上では「戦争の映像を見るとつらい気持ちになる」「自分が無力で苦しい」「本当は目を背けたいのに、ついついニュースをチェックしてしまう」といった声が相次いでいる。

 ロシア軍の侵攻によって日々命の危険が脅かされ、生活が理不尽に奪われ、身体的にも精神的にも傷ついているウクライナやロシアの人々と比べれば、報道に接してストレスを感じることは瑣末なことかもしれない。だが、戦争報道から強い精神的苦痛を受け、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の発症につながる場合もある。

 福島県立医科大学特任准教授で「プリンシプル職場の心理学研究所」の八木亜紀子所長が解説する。

「テレビのハイビジョンで見る異常なまでに鮮明な避難の様子や、爆撃の衝撃で吹き飛ばされるスマホの動画を見て、胸が締めつけられたりざわざわしたりする経験をしている人は少なくないでしょう。最近では、テレビやゲーム、SNSなどを視聴することでもストレス症状が悪化しPTSDを発症しうる、といった研究も進んできています」

 もちろん、個人差はある。心療内科医の海原純子氏は、「とりわけ共感力や想像力が高いと精神的な不安・苦痛を感じやすい」と指摘する。

「ニューヨークの同時多発テロでは、テレビで繰り返される報道を見ただけでPTSDに陥った方が多かったという報告があります。共感する力や想像力が強い方では、影響を大きく受けるリスクがあるといえます」(海原医師)


■ストレスを感じたら「自分のケア」を


 前出の八木所長は、戦争報道との向き合い方にはいくつかの“コツ”があるという。

「米国退役軍人省では、『ニュースを見て不安やストレスを感じる』『ニュースから目が離せない』『リラックスしたり楽しんだりすることができない』『よく眠れない』といった変化が見られた場合には、戦争報道に触れる量を減らすことを勧めています。

 コツとしては、『寝る間際にニュースを見ない』『テレビよりも新聞や雑誌から情報を収集する』『戦争について、周りと話すことで情報を得る』といったことが挙げられるでしょう」(八木所長)

 もしも精神的ストレスを感じてしまった場合は、「自分のケアを優先すること」が一つの対処法となるようだ。

「他のニュースを見ている時よりも『ドキドキする、もやもやする、どんよりする』といった反応がしばらく続くようであれば、自分のケアを優先することが望ましいです。

 そのためには『情報のインプットを止めること』『それまでに蓄積しているエネルギーを発散すること』『回復のために休養すること』が重要です。

 具体的には『ニュースを追いかけることを止める』『信頼できる人と話す』『散歩、ヨガなど軽い有酸素運動をする』『腹式呼吸などリラクゼーション法を取り入れる』といった対処方法が考えられます」(同前)

「つらい気持ちを周囲の人と共有することも対処法になる」と言うのは、前出の海原医師。

「つらい時には映像を無理に見ないことも大事ですし、『つらい、悲しい』と感じたときは周囲の方にその気持ちを話したり伝えたりしてください。同じように感じている方と気持ちを分け合うことはこころのサポートになります。

 ウクライナに関する報道を見て、『助けたい』と思ってもできないもどかしさが強くなり、つらい気持ちになる方がいます。身近でできる支援の方法を調べるなどして、自分ができることを少しでもしていくことなどもいいと思われます」(海原医師)


■子供は「大人と一緒に」ニュース視聴を

 

 自分自身は精神的ストレスを感じていなくても、周囲の人が不安や苦痛を抱えてしまっている場合もある。特に育児中の家庭では、子供が精神的不安を抱えていないかどうか、いつも以上に配慮することも必要だ。海原医師は「子供が気持ちをため込まないようにすること」の必要性をこう説く。

「家庭でお子さんが不安な気持ちになっていないか心配な方もいらっしゃるでしょう。子供は自分の気持ちを言葉で表現することができないこともあります。こんな時は一緒に遊んだり身体を動かすなどで気持ちをため込まないようにすることも必要です」

 子供の精神的負担を軽減するために大人ができることは何か。八木所長はこう提案する。

「米国退役軍人省では、子供たちに対して、大人は次の点に留意すべきと言われています。まず、子供たちが実際どの程度ニュースを視聴しているか、大人が把握すること。次に報道内容について、大人が解説すること。同じ映像が繰り返し流れている場合は、それが1回の出来事だったと説明するとよいでしょう。

 また、文脈の中でニュースを捉えられるよう、説明することも大事です。報道は悪いことに焦点を当てがちですが、たとえば救急隊など良い活動を行っている人に注目することで、日常生活はおおむね安全だと伝えたりすることができます。

 さらに、子供たち自身が語れるように促すことも大事です。ニュースで理解できなかったことが恐怖につながっているかもしれないので、わからないことを質問させて、大人がそれに答えて安心させる。多くの人がより良い未来のために頑張っていると伝えてください。

 もしくは、子供たちのニュース視聴を制限する。子供たちがニュースを見る場合は、大人が一緒に見るようにしてあげてください。悲惨なニュースを見過ぎている場合は、他のことに取り組むよう促します」

 悲惨な現実から目を背けてはならないという意見もあるだろう。だが不安や苦痛をため込みすぎると、現実と向き合うことすらできなくなってしまう。自分や周囲の人の心の状態に配慮し、一刻も早い停戦を祈りつつ、時にはニュースから距離を置くことが必要かもしれない。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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【関連情報】

戦争のニュースを見ると不安な気持ちに…。心を病まないためにできること(03/27)
ウクライナ侵攻の報道で不安やトラウマを感じた時、心を穏やかにするためにできる8つのこと(02/28)
 

 

 

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※左耳の化膿の方は少しずつ落ち着いてきていますが、まだぐずつきが続いています。先天性のものなのでまた化膿して破れるかも知れません。いつになるかはわかりませんが、時期を見ての手術で1週間ほどの入院となるようですが耳の周囲の腺に化膿が散らばっているため、今の時点ではわかりません。同時に鼻と目のアレルギーの治療をし続けています。まだしばらく時間がかかりそうです。このおかしな気候変動の関係上、持病に影響しています。耳鼻科咽喉科の処方箋の副作用で酷い眠気にもたびたび襲われています。ご容赦くださいませ。

 

※通院している耳鼻咽喉科の紹介で、13日県の中心市の通院で受診しましたが。これまでのデータと紹介状を提示してもデータ不足という事で、明日15日の朝一にMRI検査をしてきました。リスクが高いそうなので結果によって手術するかどうか決めるそうで、結果説明はGW明けの5月11日です。