緊急事態宣言3週間 専門家「重症者多く楽観できる状況でない」(まとめ) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

もしもの時のための、コロナウイルス対策編。

 

データが多すぎるので、今回もピンポイントで1つにまとめて取り上げます。

 

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緊急事態宣言3週間 専門家「重症者多く楽観できる状況でない」
2021年5月17日 18時51分 NHK

©NHK

緊急事態宣言が出されて3週間が経過した大阪府や東京都では、新型コロナウイルスの新規感染者数は横ばいから減少の傾向が見え始めていますが、専門家は、感染者数や重症者は依然多く、医療現場も厳しい状況が続いていて、楽観できないとしています。

現在の感染状況について、新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は「大阪府では新規感染者数が1日1000人を超える日は見られなくなっているが、まだ1週間平均で700人から800人報告されている。ピークは越えたように見えるが、重症者は多く、医療現場も厳しい状況が続いており、再び増加に転じないか注意する必要がある。東京都では変異ウイルスに置き換わった影響で、感染者数が増加に向かう力と、宣言で減少に向かう力がきっ抗していると考えられる。なんとか爆発的な増加を抑えているところで、楽観できる状況ではない」と指摘しました。

また、他の地域について「新しく宣言が出された北海道と岡山県、広島県は急激な増加がまだ続いているほか、愛知県、福岡県でも明らかな宣言の効果は出ておらず、各地でまだ厳しい状況が続くと考えなければならない」と話しています。

そのうえで、緊急事態宣言の解除について「今の感染者数の増減を見てみると、今月31日に一斉に解除するのは難しいのではないか。感染力の強い変異ウイルスによって、すぐにリバウンドが起きることも考えないといけない。東京都で感染状況がステージ2となるには1日の感染者数が300人を切ることが必要だが、今月中には厳しいかもしれない」と話しています。
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▽日本国内の状況は ▽世界の状況は ▽ワクチンQ&A ▽接種までの流れは

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緊急事態宣言3週間 大阪の医師「病床ほぼ満床 依然厳しい」
2021年5月17日 19時23分 NHK

©NHK

大阪、兵庫、京都の関西3府県などに緊急事態宣言が出されてから3週間がたちましたが、新型コロナの患者を受け入れる大阪 泉佐野市の病院の医師は「重症患者の病床は満床に近く、厳しい状況が続いている」と危機感を示しました。

泉佐野市にあるりんくう総合医療センターは、新型コロナの重症患者用に15床、中等症の患者用に28床を確保し、多くの患者を受け入れています。

患者の治療にあたる医師で、府の専門家会議のメンバーでもある倭正也感染症センター長は「少し前の時期よりも重症患者の治療が1日、2日程度、早く始められるようになったり、病床が一時的に空く時間が少しずつ長くなってきたりしてはいる。自宅で療養中の人が重症化して直接病院に運び込まれるなど、医療の提供が後手に回ることは少なくなってきたが、患者そのものがどんどん減るような状況ではない。病床は満床に近く、厳しい状況が続いている」と危機感を示しました。

府内の医療体制については「中等症の病院で重症患者を診るケースも多く、現場に負荷がかかる状況が続いている。新型コロナ以外の一般の診療への影響も続いていて、自分の病院ではけさも病床が足りないために一般の救急患者が受け入れられず、ほかの病院に運んでもらったということがあった」と話しています。

また、今後の見通しについては「第一の目標は中等症の病院で診ている重症患者がゼロになることで、緊急事態宣言の期限である今月末までには達成できるかもしれない。ただ、重症患者が減っていくには時間がかかるため、先の見通しが立てられる状況ではない」と述べたうえで、現在300人を超えている重症患者の数が30人を下回るまで宣言を解除すべきではないという考えを示しました。

そのうえで「府民の皆さんに大きな負担をかけていることは承知しているが、まだ大阪の医療体制はひっ迫しているので、人流の抑制に引き続き協力をお願いしたい。特にマスクをしていても換気の悪いところにいると感染のリスクが高まるので、そうした場所は避けてほしい。そして、1人でも多くの人にワクチンを接種してほしい」と呼びかけていました。

一方、関西以外でも感染が急拡大する地域が出ていることについては「大阪の第4波への対応の失敗を参考にしていただきたい。病床を可能な範囲で広げて人の流れを抑制するなど、先手先手で対策をとって、大阪のように医療崩壊に近い状況にならないようにしていただきたいと強く思う」と訴えていました。
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行き場のない救急車をトリアージ 大阪 生と死 狭間の現場より
2021年5月17日 21時24分 NHK

©NHK

救急車を呼んでも、なかなか来てもらえない。

救急車に乗れたとしても、受け入れ先の病院が見つからない。

病院が見つかるまで丸2日近くかかってしまうことも。

大阪の医療体制はそこまで追い込まれる事態になりました。

「このままでは救える命も救えない」

大阪の病院は独自に、“行き場のない救急車”をトリアージするという異例の取り組みを始めました。

ギリギリの状況で命をつなごうとしている大阪の現状は、いま新型コロナに感染することの本当の怖さを、全国に訴えかけています。

(大阪拠点放送局 記者 清水大夢)


■受け入れ先 6時間余り見つからない男性が…

4月24日午後6時半。

大阪 守口市の関西医科大学総合医療センターに患者が運ばれてきました。

堺市で自宅療養をしていた50代の男性です。

容体が急変し救急車を呼んだものの、受け入れ先が見つからず、6時間余りが経過していました。


©NHK


運ばれてきた男性の意識はありますが、表情はうつろで、腕はだらんとしています。

医師は血液中の酸素の値が安定せずに、肺炎が進行している可能性があると判断。CT撮影を指示しました。

©NHK

胸部のCTを撮影すると、肺には白いすりガラス状の影が映っています。

新型コロナの患者に特徴的な症状で、人工呼吸器が必要な重篤な状態です。

「重症病床がある病院へ入院が必要だ」

男性は大阪市内の別の病院へ、搬送されていきました。
 

関西医科大学総合医療センター 医師
「自宅療養とかホテル療養されている方は、どういう肺炎か分からない。中等症の病院がいいのか、重症の病院がいいのか状況か判断ができないので、CTを撮って患者を振り分けているんです」


■苦肉の策 “救急車をトリアージ”

なぜ、この病院では、ほかの病院で治療を受ける患者の分まで検査し診断しているのか。

実はこれ、救急搬送を待つ患者の治療の緊急度を見極めようと、この病院が4月中旬から独自に始めた取り組みなのです。

“救急車トリアージ”と名付けました。

©NHK

長時間受け入れ先の病院が見つからず、症状が悪化している患者が出た場合は、この病院が、その行き場を失った救急車をいったん受け入れます。

病院では患者のCT画像を撮影し、肺の状態を調べるなどして医師が重症度を見極めます。

その検査の結果、一刻を争う患者がいた場合、なんとか入院できる場所を探すことになります。

いずれかの医療機関の比較的容体が安定した患者を、別の医療機関に転院させるなどして、病床を確保することになります。

この病院でも、緊急性の高い重症患者を受け入れていますが、重症患者のすべてをこの病院に入院させることは不可能なため、ほかに受け入れてくれる医療機関を探す必要があり、その調整は大阪府が担っています。

 


■「救える命も救えない」

©NHK

病院が“救急車トリアージ”を始めた4月中旬。

大阪の医療体制は急速にひっ迫していきました。

大阪市消防局の4月第3週の新型コロナの救急搬送件数は491件と、3月第1週の21倍に。搬送まで丸2日近くかかるケースもありました。

病床がひっ迫し、医療をほとんど受けられない自宅で療養中や待機中の人も日に日に増えていきました。

©NHK

「このままでは救える命も救えない」

救急搬送される患者の正確な病状を把握することができれば、限りある病床を効率的に活用できるのではないか。

先に入院し、少しでも容体が安定した患者を中等症の病院に移したり、最初から中等症や軽症の病院に搬送したりすることができるのではないか。

病院は大阪府に協力を申し出て、「救急車トリアージ」を請け負うことにしたのです。

©NHK

関西医科大学総合医療センター 中森靖 副病院長
「本来、病気は評価をしてそれから入院するものだが、それがコロナに関してはできていない。PCR検査をしたきりで、あとはレントゲンもCTもしていない人がいっぱいいる。急に具合が悪くなった時も、どういう状況なのか分からないから、受け入れる病院側も困ってしまうが、CT検査をすることで受け入れやすくなると思う」


■深夜も救急車が次々と

私たちは4月24日から25日にかけて「救急車トリアージ」の現場に密着。

夜中も次々と救急車が駆けつけてきました。

4月25日午前0時頃。運ばれてきたのは60代の男性でした。

すでに重篤な状態で、そのままこの病院に入院します。

人工呼吸器での管理が必要な状況でした。

©NHK

午前1時半すぎには、2台の救急車が同時に到着します。

堺市の救急車で運ばれてきたのは、70代の男性です。

救急車には歩いて乗ったそうですが、肺のCT画像を撮ると、真っ白。

©NHK

すぐに入院が必要だと、この病院へ入院します。

一方、大阪市の救急車で運ばれてきたのは、80代の女性です。

救急車を呼んでから、この病院に運ばれるまでに5時間が経過していました。

救急隊が到着したときの血中の酸素の値は75%。

正常値は96%以上とされ、厚生労働省の「診察の手引き」では93%以下では酸素吸入が必要としています。

©NHK

搬送できない間、救急隊は酸素を5リットル投与するなどしていましたが、病院で肺のCTを撮るとやはり真っ白。重症です。

中森医師は、不安を取り除くようにやさしい表情で女性に声をかけます。
「おばあちゃん、大変なことになったよ。家族の連絡先を教えてもらえる?」
女性はCTの検査台にあおむけに横になったまま、震える手で携帯電話を操作。

かぼそい声で中森医師に家族の連絡先を伝えました。

女性はそのまま、入院しました。


関西医科大学総合医療センター 中森靖 副病院長
「コロナの特徴は、本人が意外とケロッとしていても、検査するとようやく血液中の酸素が維持できているような状況だったりするんです。急に重症化するのがコロナの怖さです」


■「われわれが限界と言ったら、大阪は医療崩壊」

©NHK

私たちが取材で立ち会った8時間の間に、救急車トリアージでこの病院に運ばれてきたのは5人。このうち4人が重症と判断されました。

検査を受けると重症と診断され、すぐに入院が必要な患者でも、長時間、救急車で待機しているのが大阪の医療状況です。

症状をうったえるだけでは、病院に搬送されない状況に改めて怖さを感じるとともに、検査して正確な症状を知る大切さも感じました。

午前1時半過ぎに搬送されてきた男性と女性はいずれも、入院して1週間以上治療を受けましたが、その後亡くなったそうです。

ようやく入院できたとしても助からない命もあるということも、コロナの怖さだと感じます。


関西医科大学総合医療センター 中森靖 副病院長
「正直、医療現場は自分たちのキャパシティーを明らかに超えた状況で本当に戸惑っている。限界だと思う。でも、われわれが限界と言ったらそこで医療崩壊ですので、限界と思わずにやりたいと思います」


■大阪の事態はどこでも起こり得る

©NHK

10年前、東日本大震災が起きた時、中森医師はDMATの隊員として、東北に応援にいきました。

しかし、今回の新型コロナの感染拡大では、いくら大阪の医療が危機的な状況になっていても「全国各地で災害が起きている状況で、応援を呼びにくい」と言います。

5月に入り、大阪府内の新型コロナの死者は、1日の発表が50人を超える日も相次ぎました。

自宅で療養中や待機中の人は、5月17日時点で大阪府内に1万3218人います。

その第4波の波は、いま各地に広がっています。

北海道や広島、岡山にも緊急事態宣言が出され、大阪で起きている事態はどこでも起こりうる状態です。

「救急車トリアージ」の最前線に立ってきた中森医師は、変異ウイルスが猛威をふるっている第4波では、これまでの新型コロナ対策が通用しないという認識を持って備えてほしいと訴えています。
 

関西医科大学総合医療センター 中森靖 副病院長
「変異株の感染力は驚異的で、1人が感染すれば家族全員が陽性というケースが多い。さらに若い人でも亡くなる可能性も大きくなっているという実感がある。大阪も決して無策でやっていたわけではなくて、ほんの少し日常を取り戻しただけで、1か月でこうなったわけです。これは大阪だけの問題ではない。状況は一線を越えているという認識を持って、大阪のことをわが事としてとらえ、一人一人が人流を抑制するための行動をしてほしい。それしかないんです」
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札幌の病院 病床ひっ迫など危機的な事態 若い世代の入院相次ぐ
2021年5月17日 22時28分 NHK

©NHK

16日、緊急事態宣言が出された北海道では、連日、300人を超える新たな感染者が報告されていて、札幌市にある病院では、若い世代の入院が相次ぎ、病床がひっ迫するなど、これまでにない危機的な事態に直面していることがわかりました。

©NHK

NHKが今月はじめから取材した札幌市にある「KKR札幌医療センター」では、20代から50代の若い世代の入院が相次いでいて、高齢者が大多数を占めたこれまでの感染拡大とは異なる事態だとしています。

これらの患者の中には、重症化して人工呼吸器を備えたICU=集中治療室での治療を必要とする人もいて、一般の病床だけでなく、ICUの病床もひっ迫する事態となっています。

さらに、発熱などの症状が3週間続く患者もいるなど、入院が長期化する傾向があり、センターでは、「1人当たりの入院期間が4日ほど延びている」としたうえで、病床ひっ迫の要因の1つになっているとしています。

この背景について、センターは、北海道で感染が拡大している変異ウイルスがあるとみていて、このまま感染拡大が続けば、「救える命も救えなくなるほど、病床がひっ迫する」との危機感を募らせています。

「KKR札幌医療センター」でコロナ対策の指揮を執る福家聡医師は、「なんとかやりくりして、急病でかつ重症の患者をなるべく滞りなく受け入れるように日々体制を整えているが、その中でも救急車などの要望に応えられないというケースも出てきている。医療崩壊ということばがあるが、札幌市の医療が回らなくなる事態がもしかしたらもう目の前に迫ってきているのかもしれない」と話しています。


■新規感染者数が過去最多をたびたび更新 背景に変異株

©NHK

北海道内では今月に入り、1日当たりの新たな感染者が過去最多をたびたび更新する形で報告されていて、背景には、変異ウイルスの感染拡大があると指摘されています。

道内はこれまでに感染拡大の「波」を3つ、経験していて、1日当たりの新たな感染者は、「第3波」のピークだった去年11月20日の304人が最多でした。

ところが、今月2日にこれを超える326人の感染が確認されると、今月8日には403人、さらにその翌日の9日には、506人となり、「第3波」を大きく超えるようになります。

そして、大型連休が明けた今月13日には、712人の感染が確認され、その後も500人を超える感染者が報告されました。

なかでも特に札幌市での感染拡大が顕著で、今月9日に327人と300人を初めて超えると、今月13日には、499人の感染が明らかになるなど、道内全体の6割以上を占める日が相次いでいます。

「第3波」よりも感染者が大きく増えている背景について、専門家は、変異ウイルスの感染拡大が一因にあると指摘しています。

北海道では、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの感染が広がっていて、道などによりますと、今月6日から12日の1週間に道内で新たに感染が確認された患者の85%から、この変異ウイルスが検出されています。

国立感染症研究所・感染症危機管理研究センターの齋藤智也センター長は、「変異ウイルスは感染力などが高いため、感染者の数が急速に増加してしまう。感染拡大を抑えるには、これまで以上の強い措置が求められる」と指摘しています。

 


■病床の使用率 札幌市では97%とほぼ満床の状態


北海道内の医療提供体制はすでにひっ迫していて、特に札幌市では、病床の使用率が97%と、ほぼ満床の状態となっています。

まず道全体でみると、16日の時点で使用されている病床は、957床で、道は最大で1809床を用意する方針を明らかにしていることから、これをもとにした使用率は、52.9%となります。

しかし、ホテルなどの施設で療養している感染者が、436人、こうした施設に入って療養してもらうために日程を調整しているのは、2419人、自宅などで療養しているのは1501人となっていて、感染者の増加に病床などの準備がなかなか追いつかない状況が続いています。

特に深刻なのが札幌市で、16日の時点で、重症者は26人、入院患者の総数は398人となっていて、すぐに使える病床、410床に対し、使用率が97%とすでにほぼ満床の状態になっています。

このため札幌市では、一部の患者を市外の医療機関に搬送していて、市によりますと、その数も、3月には1件だったものが4月には17件、今月は11日時点で18件と増えています。

さらに札幌市は、入院での治療を必要としながら、すぐには入院できない感染者を一時的に治療するための待機施設、「入院待機ステーション」の運用を17日から始めるとしています。
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茨城県 20代の患者が重症に 県内初 “若い世代 早めの受診を”
2021年5月18日 12時33分 NHK

©NHK

新型コロナウイルスのいわゆる「第4波」では、若い人への感染の広がりが指摘されていますが、茨城県内で5月、20代の患者が重症になっていたことがわかりました。

茨城県の関係者によりますと、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院している20代の患者が今月になって症状が悪化し一時、重症となりました。

茨城県内で20代以下が重症になったのはことし1月に10代の患者が重症になったのに続き2人目で、20代では初めてだということです。

また、17日の時点で県内の医療機関に入院し、重症となっている患者16人のうち半数の8人が65歳未満となっています。

内訳では、40代が1人、50代が3人、60歳から64歳が4人です。

©NHK

茨城県の新型コロナの医療対策を指揮する安田貢医療統括監は「これまでは高齢者が重症化するケースが多かったが、現在は65歳未満でも重症化する傾向が目立ってきた。変異したウイルスが大きな要因だと考えられる。若い世代は受診するのが遅れて症状が重くなることがあるので、早めの受診と治療が大切だ」と話しています。
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新型コロナ重症者 過去最多の1235人に
2021年5月18日 18時01分 NHK

©NHK

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は18日時点で1235人となりました。17日を8人上回り、過去最多を更新しています。

一方、症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人が60万2356人
▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の
合わせて60万3015人となっています。

また、16日には速報値で1日に3万3145件のPCR検査などが行われました。
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基礎疾患ない20代が新型コロナ重症に“若い人も対策を” 千葉
2021年5月18日 19時30分 NHK

©NHK

千葉県内で18日、基礎疾患のない20代の男性が新型コロナウイルスに感染して重症になっていることがわかりました。

千葉県によりますと、市川市に住む基礎疾患のない20代の会社員の男性は5月13日に発症し、2日後に受診したクリニックで新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

その後、男性は重症と診断されて病院に救急搬送され、現在、集中治療室でECMOと呼ばれる人工心肺装置による治療が続けられているということです。

千葉県内では、ことし1月にも基礎疾患のない20代の男性が新型コロナウイルスに感染して重症になり、その後、死亡しています。

千葉県疾病対策課では「若い人も重症化することがあるので、感染防止対策にしっかりと取り組んでもらいたい」と呼びかけています。
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新型コロナ感染「大阪減少 東京ほぼ横ばい 油断できず」専門家
2021年5月18日 21時31分 NHK

©NHK

新型コロナウイルスの現在の感染状況について、厚生労働省の専門家会合のメンバーで国際医療福祉大学の和田耕治教授は、大阪や東京などで新たな感染者数の減少傾向が見られることについて「大阪は感染者数は減少しているものの、重症者が依然として多くひっ迫は続いている状況だ。東京は強い対策を続けているがほぼ横ばいの傾向で、周辺の首都圏でも減少傾向が見られない。人の流れが増加すれば感染力が強い変異ウイルスの影響もあり、すぐにでも感染拡大するような状況で、まだ油断ができない」と話しています。

一方で、大都市圏以外でも急速な感染拡大が見られていることについて「特に地方では、5月の大型連休で大都市から観光などで人が流入したり、逆に地方から大都市に行って戻ってきた人が多くいたりした影響が現れてきていると考えている。連休明け以降も対策が強化されていない地域では、このあとも急激な増加傾向が続く可能性があり、接触機会を減らすための対策を行う必要がある」と指摘しました。

また、感染対策の切り札のワクチン接種の進捗(しんちょく)について、和田教授は「市町村によって接種のオペレーションがうまく行っているところが出てきている。そうした事例を共有して、よりスピーディーな接種を行うことが必要だ。市町村でたとえば年齢が高い人や基礎疾患のある人から重点的に接種するなど、いまはある程度有事であるという気持ちを持って、平時の体制にとらわれない形でワクチン接種を進める事が大事だ」と指摘しました。
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東京都 新型コロナ 11人死亡 732人感染確認
2021年5月18日 22時03分 NHK

©NHK

東京都は、18日都内で新たに732人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都の担当者は「1週間前の火曜日より減少しているが、緊急事態宣言が出された先月下旬並みの高い水準だ。最大限の警戒と対策の徹底をお願いしたい」と話しています。また、都は、感染が確認された11人が死亡したことを明らかにしました。

©NHK

東京都は、18日都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて732人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の火曜日より193人減りました。

18日までの7日間平均は756.9人で、前の週の91.8%となっています。

都の担当者は「1週間前の火曜日と比べれば減少しているが、緊急事態宣言が出された先月下旬並みの高い水準だ。最大限の警戒と対策の徹底をお願いしたい」と話しています。

18日の732人の年代別は、
▽10歳未満が19人、
▽10代が47人、
▽20代が209人、
▽30代が143人、
▽40代が124人、
▽50代が90人、
▽60代が36人、
▽70代が39人、
▽80代が14人、
▽90代が10人、
▽100歳以上が1人です。

732人のうち、およそ62%にあたる455人はこれまでのところ感染経路がわかっていません。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が162人と最も多く、次いで
▽「職場内」が41人、
▽「施設内」が25人、
▽「会食」が14人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは15万3390人になりました。

18日時点で入院している人は17日より47人減って2383人となり、「現在確保している病床に占める割合」は42.6%です。

都の基準で集計した18日時点の重症の患者は17日より4人減って81人で、重症患者用の病床の21.7%を使用しています。

また、都は、感染が確認された70代から100歳以上の男女合わせて11人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、70代と80代の男女3人は感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたということです。

これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は合わせて1969人になりました。

 


■小池知事「まだまだ気を引き締めなければ」

©NHK

東京都内の18日の新たな感染確認が1週間前の火曜日より200人近く減ったことについて、小池知事は記者団に対し「まだまだ気を引き締めていかなければならない。これは2週間前の行動による数字で皆さんからステイホームなどの協力をいただいた結果だ。低下率をまだまだ抑え込んでいかなければならない」と述べました。
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東京都内 “N501Y”変異ウイルス 検査対象の77%が感染
2021年5月18日 22時52分 NHK

©NHK

東京都内では、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、およそ77%の416人が感染していたことが新たに確認されました。

東京都は18日、今月13日に都に新たに報告があった分として変異ウイルスの検査結果を発表しました。

それによりますと、10歳未満から90代までの男女413人と、年齢と性別が分からない3人の合わせて416人が感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたことが確認されました。

検査の対象になったのは542人で、確認された人の割合はおよそ77%です。

年代別では、20代が134人、30代が79人、40代が60人で、20代から40代までで感染が確認された人のおよそ66%を占めています。

また、感染経路がほぼ特定されているのは27人で、「家庭内」が19人、「施設内」が6人、「知人」が2人でした。

「施設内」のうち4人は同じ老人ホームの入所者で、この施設で変異ウイルスに感染した人は合わせて5人になりました。

これで、都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは6702人になりました。

また、18日は、変異ウイルスに感染した70代と80代の男女合わせて3人が死亡したことも確認されました。

都内で変異ウイルスに感染して死亡した人は21人になりました。
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田村厚労相「宣言の解除 人の流れや感染状況を分析して判断」
2021年5月18日 11時09分 NHK

©NHK

5月31日が期限となっている緊急事態宣言について、田村厚生労働大臣は、閣議のあと記者団に対し、今後の人の流れや足元の感染状況を分析しながら、解除するかどうか判断することになるという見方を示しました。

この中で、田村厚生労働大臣は、新型コロナウイルスの感染状況について「東京は、新規感染者の数は下がってきているが、1週間の移動平均は1倍くらいで推移しており、注視していかなければならない。人の流れはある程度抑えられているが、変異株の影響などもあり、よく分析していかなければならない」と指摘しました。

そのうえで、5月31日が期限となっている緊急事態宣言を延長する可能性について問われ「これからの人の流れがどういう状況になるかを見るとともに、足元の感染状況は2週間後くらいにならないとわからないので、それを分析しながら、解除するかどうかを判断することになる」と述べました。

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接種から12日前後境に感染減少 “抗体まで一定の時間 対策を”
2021年5月18日 17時20分 NHK

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新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種から12日前後を境に感染の報告が減少する傾向が見られたという国立感染症研究所の分析について、専門家は抗体ができるまでには一定の時間がかかるため、ワクチンを接種してもマスクの着用などの対策をとってほしいと呼びかけています。

国立感染症研究所が4月中旬までのおよそ2か月間に、ファイザーのワクチンの接種を受けた全国の医療従事者110万人余りについて接種後の感染状況を調べたところ、感染が報告されたのはおよそ0.03%に当たる281人で、国立感染症研究所は「1回目の接種から12日前後を境に報告の割合が減少する傾向が見られた」と分析しています。

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これについて、国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「ワクチンは1回目の接種から2週間ほどたって感染を防ぐ効果が現れる。海外のデータでは1回の接種で70%ほど感染が抑えられ、2回接種すると95%防ぐことができると言われている。1回でも効果はあるが2回接種でより効果が期待できる」と話しています。

そのうえで「ワクチンを接種すると感染しづらくなるのは間違いないが全くなくなるわけではない。ある程度の行動は可能になるが旅行や食事中の会話はまだ難しい。自分の感染が抑えられる中でウイルスを持っていればほかの人に感染させることはあるので、マスクの着用など基本的な感染対策を引き続きお願いしたい」と呼びかけています。

また、接種後の副反応については「ワクチンは抗体を作るものなので副反応で痛みやだるさ、発熱などが起きて2回目の接種後はその頻度が高くなる。特に若い世代は強く出るかもしれないが数日でおさまるので、調子が悪くなることがわかったうえで多くの人に接種してほしい。発熱した際は解熱剤を使ってもよい」と話していました。
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