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本来は政宗に取り上げる記事でしたが、コロナにこの気候変動ですので、予定を変更して急遽取り上げます。今回は再確認のための記事となります。

 

今回は、「withコロナの中で不安なこと」や「対策方法」 愛猫との暮らし方を見直す飼い主さんも 【#コロナとどう暮らす】・・・についてです。

 

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「withコロナの中で不安なこと」や「対策方法」 愛猫との暮らし方を見直す飼い主さんも 【#コロナとどう暮らす】
2020/7/23(木) 15:05配信 ねこのきもちWeb編集室


いぬ・ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、新型コロナウイルス感染拡大から、緊急事態宣言解除後を経て、「withコロナ」時代となったいま、犬・猫の飼い主さんへの影響について、インターネットによるアンケート調査を実施。現在犬・猫を飼っている方2,023名から回答を得ました。(2020年7月10日~7月16日) 


■飼い主さんの一番の不安は、5月調査時点と変わらず「自分が感染したら、愛犬・愛猫のお世話どうする?」

 

現在の、愛犬・愛猫との暮らしについて、前回5月調査の時と変わらず、もっとも強い不安は「自分や家族が感染した場合、愛犬・愛猫のお世話をどうするのか」で約60%の飼い主さんが回答しました。そのほとんどが 「もし、自分や家族が入院したら愛犬・愛猫はどこに預ければいい?」という不安が多いことがわかりました。 

また、「感染が怖くて、十分な散歩に連れていってあげられないのが犬にとってストレスなのでは?」「帰宅後、すり寄ってくる猫をなでるのをまず(手を洗うまで)我慢してるが寂しいと思ってるのでは」など犬や猫への感染予防のために行っていることが、ストレスになっているのではないか? という不安を感じている声も聞かれました。 

 

また、「自分や家族が愛犬・愛猫に新型コロナウイルスをうつしてしまうのでは」という不安も前回よりも多くなっています。 


©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)

 

■「飼い主が感染した場合の準備をしている」は微増だが「不安だが特に何もしていない」が70%を超える

「もし感染したら愛犬・愛猫は…」という不安はあるものの、「特に何もしていない」と回答した方は70.2%(5月73.3%→7月70.2%)。「なんらかの準備をしている」と回答した方は17.6%(5月14.1%→7月17.6%)と、前回よりもわずかですが増えていました。 

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)


東京都福祉保健局や、東京都獣医師会、お住まいの自治体などでは、万が一、自分が新型コロナウイルスに感染してしまった際の、準備ポイントなどの情報を発信していることもあるためか、5月調査時に比べ、自ら預け先の目処をつけている・準備&相談をしている飼い主さんが少なからず増えてきているようです。 

準備の内容としては「親戚や、友人・知人など、いざという時の預け先を決めている」「フードや、衛生物資のストックをし、感染者と隔離できる別の部屋を準備している」「預け先などの情報を収集している」といったもの。さらに中には、愛犬・愛猫がよりストレスなく安心して過ごせるように「愛猫の生活習慣や食事、病歴や予防薬のスケジュールなど、愛猫のお世話に関することをノートにまとめた」という準備を進めている飼い主さんもいらっしゃいました。 

また、東京都獣医師会のホームページでは、「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと」として、預ける立場・預かる立場双方の具体的な対策方法や準備すべきことをまとめています。 

普段から、預かっていただく方に愛犬や愛猫の情報を伝えるなどのコミュニケーションをとるなど、工夫が必要になるのではないでしょうか。

■参考


東京都福祉保健局
 

東京都獣医師会発表「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと(Ver.4)


■動物病院の感染予防対策もあり、通院控えは徐々に少なくなる傾向に

前回5月調査時では、外出自粛要請が続いていた中、予定していた愛犬・愛猫の動物病院の受診を控えた飼い主さんは20.9%から16.2%と減少。待ち時間を病院外で待てるようにしたり、診療人数を制限したり、全国の動物病院でも「3密」を避ける工夫が浸透していることもわかります。 

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)

予防も含めて、動物病院での受診をためらっているという方は、一度かかりつけの動物病院に電話等で相談してみてはいかがでしょうか。 


■「飼い主自身が感染を防ぐ」ということの徹底

今回の調査結果を通じて、「愛犬・愛猫をいつもより洗ったり拭いたりすること」(5月調査12.8%→7月調査8.9%)よりも、「愛犬・愛猫に触れる前に手を洗うなどするようにした」 といった飼い主さん自身の衛生管理の徹底をしている方が多いことがうかがえます。

緊急事態宣言が解除され、活動が再開されたことで自宅にいる時間も少なくなったこともあるためか、「スキンシップを増やした」方は減少(5月調査19.8%→7月調査15.4%)しています。 


©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)


kaorinne/gettyimages


■猫に触れる前の手洗いなど、衛生管理面での対策をさらに強化

また、緊急事態宣言が解除され、テレワークから出社に切り替わったり、学校が開始されたことで、飼い主さんの活動量が増え、スキンシップの時間が減少傾向にあるようです。 

猫にとっても、飼い主さんの生活リズムの変化は、暮らしの変化につながるので、ストレスを感じていないか、日頃から愛猫の様子を確認してあげましょう。 

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)


■withコロナが、「愛猫との暮らし」を見直すきっかけに

猫の飼い主さんはこのコロナ禍の中、愛猫との暮らしの変化をどのように感じているのでしょうか? 前回5月調査段階に比べ、「飼い主さん同士の情報交換やコミュニケーションが増えた」「愛猫の普段の飼い方や費用について見直した」という猫の飼い主さんがわずかですが増加傾向でした。 

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)

一方で、「災害時や飼い主に万が一の場合の準備を考えた」飼い主さんは、5月調査段階に比べ3.1%減少。ただし、前述の「新型コロナウイルスに感染した場合、何か準備をしている」という回答の割合が増加しています。

 

具体的には、「食事、トイレ砂、ペットシーツの備蓄、猫の健康手帳をわかるように置いている」「感染時に何軒かの知り合いにお互いの愛猫の世話をお願いできるようにしている。」 「夫婦間の話だけではありますが、どちらかかかったら、すぐ市や国が用意した隔離施設に移る事と、2人共かかった場合、預かりをしていただける動物病院に預ける」といったより具体的なご意見が5月段階よりもとても多く寄せられていました。 


■愛猫の防災対策をしている人は約半数 

猫の飼い主さんで、「防災対策をしている」と答えた方は、約半数(51.6%)でした。 

©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)

新型コロナウイルスに飼い主さんが感染した場合の対策をしている猫の飼い主さんと比べると多い傾向です。なかでも、「フードや避難グッズを用意している」回答が一番高く34.4%で、次いで「ケージやキャリーケースに普段から慣れさせるようにしている」が27.2%という結果でした。 

ケージやキャリーケースに慣れさせておくと、いざ避難をする際にも、猫のストレスを軽減してあげられることもあり、普段の生活から無理なく慣れさせてあげるようにしましょう。 


©ねこのきもち いぬ・ねこのきもちWeb「コロナ禍における犬・猫との暮らしアンケート調査」(2020年5月/7月実施)


それ以外の防災対策として

 
 ・愛猫の世話方法を表にして目につくところに置いた 
 ・携帯用のトイレやケージを用意しようと計画中。 
 ・避難用に入れる猫用のテントの様なものと中に入れる猫トイレを用意してあります。 


などのお声もありました。 

 
■withコロナ時代の新しい防災対策とは

 

また、「withコロナの中、愛猫の防災対策(避難時も含む)に必要と思われるもの・情報」について聞くと、たくさんの飼い主さんの声が寄せられました。一番多かったのは 「ペットと一緒に避難できる場所について知りたい」という声。

また、「ペットと一緒に避難できる場所の地図」「ペットフードや、お世話グッズは災害時に支給されるのか」「コロナ禍なのでできるだけ自宅にいたいが、もしそうなった場合、避難所で必要とされる対応を事前に知っておきたい」「ペットと一緒に避難できる場所の拡大と、コロナ禍での間隔をあけての避難所ができるのかどうか」など、コロナ禍以降での防災対策についての新たな不安と情報不足についての声が挙げられました。 

 

【新型コロナウイルス第1回犬猫調査】まとめはこちら
【新型コロナウイルス】犬猫飼い主さん約4,300名の声 「自分がかかったら、愛犬・愛猫はどうなる?」「飼い主自身が感染を防ぐことが大切」など
 


ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、今後も情報「withコロナ時代の愛猫との安心できる暮らし」について情報発信を進めていきます。 

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アンケート名称:【いぬ・ねこのきもちWeb】第2回犬猫コロナ禍アンケート
アンケート実施期間:2020年7月10日~7月16日
回答方法:WEB、いぬ・ねこのきもちアプリ
総回答数:2,033名
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文・分析/ねこのきもちWeb編集室


ねこのきもちWeb編集室

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