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今回は、愛猫が誤食したとき、飼い主さんが絶対にしてはいけない3つの行動・・・についてです。

 

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愛猫が誤食したとき、飼い主さんが絶対にしてはいけない3つの行動
2019/9/1(日) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室


猫との生活で起こりがちなトラブルに「誤食」があります。ふだんからとくに注意したいのが、猫用のおもちゃやポリ袋、ヒモ、人の薬、タバコなどなど……猫が誤食すると大変危険! もしも猫がこれらのものを誤食した場合、飼い主さんは適切な対応ができるでしょうか?  


■猫が誤食したときにやってはいけない対処3つ

 

getty

 

猫が誤食をしたとき、飼い主さんが適切に対応することが重要に。ここでは、飼い主さんがしてはいけない対処3つについて紹介します。


①吐かせようとする

 

イラスト/柿崎サラ


吐かせようと背中を強く叩いたり、猫を逆さにしたりするのはやめてください。もし飲み込んだものが消化管に刺さっている場合は、粘膜を傷つけてしまう恐れも。


②口から出ているヒモなどを引っ張る

 

イラスト/柿崎サラ


猫の口からヒモなどの先が出ていても、絶対に引っ張らないでください。消化管の粘膜を大きく傷つける恐れがあります。


③水や牛乳を飲ませる

 

イラスト/柿崎サラ


素材によっては、水で膨らむものや薄めてはいけないものも。水、牛乳、フードなど、いずれも与えないでください。


■猫が誤食したときの飼い主さんの適切な行動は?

 

イラスト/柿崎サラ


愛猫が誤食をしたとき、まずは動物病院に電話をして指示を仰ぐようにしましょう。

どんなもの(素材、量、大きさ、形状など)を誤食したか、また消化管のどの部分(食道、胃、十二指腸、小腸など)にあるかによって、対処法が異なります。動物病院に電話をして、「どんなものを、どれくらい、いつ頃誤食したか、どんな症状があるか」を、できる限り詳しく伝えてください。その上で受診するか、様子を見るか、獣医師の指示に従いましょう。


■動物病院での処置について

 

イラスト/柿崎サラ


動物病院では、X線検査などを行ない、どんなものが、どこに、どれくらい、どんな状態であるかを可能な限り確認し、状況に応じて処置をします。異物が胃の中に留まっていれば、催吐剤で吐かせる、胃を洗浄する、内視鏡で取り出すなどの処置を行うことも。十二指腸より先にあれば、開腹手術を行なうこともあります。中毒症状が出ている場合は、点滴で毒性を薄める処置を行ないます。

 


■愛猫に誤食をさせないための3つの心得

 

愛猫が誤食をしないようにするには、飼い主さんの日頃からの心がけが何よりも大切に。誤食をさせないために、以下の3つのことを胸に刻んでください。


①見せない

 

イラスト/柿崎サラ


猫はいったん見て興味を持ったものには、執着することがあります。そして、飼い主さんが片付けをしていても、工夫して引き出しや扉を開けてしまうことが! そのため、猫が興味をもちそうなものを家に持ち帰ったら、猫に「見せない」のが得策です。存在を知らなければ、興味をもって執着することもありません。

 


②置かない

 

季節感のあるものなどを部屋に飾りたくなるのはわかりますが、愛猫がなんでもおもちゃにしやすい活発なタイプなら、猫が過ごす部屋には誤食しそうなものを「置かない」のが得策。戸外や、猫が立ち入らない部屋の中だけで、季節感を楽しみましょう。どうしても飾るなら、壁の高い位置やガラスケース内に。


③すぐに片付ける

 

イラスト/柿崎サラ


最も多いのが、ついうっかり放置したものを誤食するケースです。ヒモ類、小物類、食べ物のニオイが付いたパッケージ類には、とくに注意! 「取り外したらすぐに片付ける」のが鉄則です。生ゴミも、時間を置かず早いうちに処分しましょう。ゴミは猫が開けられないタイプのフタ付きのゴミ箱に捨ててください。


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ぜひ、上記で紹介したポイントを実践してみてください! 愛猫が誤食しないよう、飼い主さんがふだんから気をつけてあげましょうね。


参考/「ねこのきもち」2018年1月号『この時季ならではのキケンがいっぱい!?  年末年始 猫が誤食しやすいもの備忘録』
(監修:東京都杉並区にあるモノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/sorami


ねこのきもちWeb編集室
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