もしもの時のための、ねこのきもち編。
今回は、猫カゼに負けない体づくりのために。猫の心身を癒すマッサージ方法・・・についてです。
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猫カゼに負けない体づくりのために。猫の心身を癒すマッサージ方法
2019/9/17(火) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
猫カゼに負けない体づくりのために。猫の心身を癒すマッサージ方法
2019/9/17(火) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
あなたの愛猫は、体を触られることを嫌がりますか? もし嫌がらないなら、機嫌がいい時を狙ってマッサージをしてあげましょう。初めは驚くかもしれませんが、慣れてくるとウットリ目を細めて、体をゆだねてくれるようになりますよ!
■【猫のマッサージ】免疫力アップ&心身の不調をケア
寒い冬や蒸し暑い夏、季節の変わり目などは体調を崩しやすいですよね。それは猫だって同じです。体調が悪くなると、心が不安定になることもあります。そんな不調に負けないように、マッサージで猫の免疫力を上げる方法をご紹介します。
■【猫のマッサージ】体調不良をケアするマッサージ
胃腸の調子を整える「お腹のツボ」
自律神経が乱れると、胃腸に症状が出やすくなります。お腹のツボを刺激して、胃腸の調子を整えましょう!
【下腹部マッサージ】
下腹部には、胃腸の働きを正常に戻すツボがあります。猫が伏せた状態のとき、体の下に手を滑り込ませて下腹部をさすりましょう。手のひら全体でさすることで、下痢や便秘の解消に効果的です。抱っこできる猫ならお腹を上にして、手のひらで円を描くようにさすってあげてください。
【背筋マッサージ】
背筋には、生命エネルギーが流れる「経路」という道があります。首からお尻にかけて、背筋に沿うように人差し指・中指・薬指を滑らせましょう。この「経路」を指で刺激してあげると、消化器の健康をサポートして免疫力アップにもつながります。
膀胱の機能調節「腰のツボ」
季節の変わり目による寒暖差がストレスとなり「膀胱炎」を発症する猫もいます。腰には膀胱の機能を調節するツボがあるので、マッサージで刺激を与えて膀胱の機能を正常に保ちましょう。
【骨盤マッサージ】
背骨のしっぽの上、骨がちょっと太くなっているのが骨盤です。この骨盤付近には尿路の健康を維持するツボがあるので、親指と人差し指・中指・薬指を使い、軽くつまむようにしてマッサージします。普段から骨盤をマッサージすることで、健康をサポートできるでしょう。
■【猫のマッサージ】顔周りのマッサージで元気に
目の周りのツボで目やにケア
猫カゼの症状が現れやすいのが、目元です。目ヤニの量が増えたり涙目になったりすることがあるので、悪化する前に目の周りにあるツボを刺激して症状を抑えましょう。
【目頭マッサージ】
上まぶたと下まぶたの目頭側にあるツボには、目をスッキリさせる作用があります。上まぶたに親指を置き、目頭側から目じりへ向かってマッサージしましょう。下まぶたも同様に刺激を与えることで、スッキリするでしょう。
【鼻涙管マッサージ】
左右の目頭の間には鼻涙管があります。目と目の間を親指と人差し指で軽くつまんであげると、涙の流れが良くなり、眼病予防につながるでしょう。
鼻筋のツボで鼻の通りをよくしよう
猫カゼは、人のカゼと同じような症状が出ることもあります。それは「グジュグジュ鼻水」。人は鼻水が出ると呼吸がしづらくなり、イライラが募りますよね。猫も同じくストレスがたまるのではないでしょうか。早めのケアで、鼻水対策をしてあげたいところです。
【鼻筋マッサージ】
鼻筋には鼻の通りをスムーズにするツボがあり、ここを刺激してあげると鼻水や鼻詰まりの改善に効果があるといわれています。鼻の上から眉間、額へと、まっすぐ鼻筋を上へ向かって、人差し指でさすってあげましょう。その際は片手を猫のあごに添えると顔が固定され、マッサージしやすくなりますよ。
免疫力アップ!首のツボ
愛猫の免疫力アップには首のツボが効果的です。このツボをマッサージすることにより、体調不良からくる、様々な症状を予防・緩和させる効果が期待できます。
【首マッサージ】
首の両脇にあるツボは、免疫力アップ効果が望めます。首の両脇に左右の親指をあて、軽く押します。親指で押しながら、肩の中央に向けて徐々にずらしていきましょう。
■【猫のマッサージ】気持ちを落ち着かせるマッサージ
飼い主さんの悩み1:夜鳴き
猫は夜行性の動物です。夜鳴きが激しくなる猫には、精神を落ち着かせるマッサージで安眠を促してあげましょう。
【頭頂部マッサージ】
頭頂部には精神を落ち着かせ、頭をスッキリさせるツボがあります。頭に人差し指・中指・薬指をあてて、トントントンと軽く叩いてあげましょう。ブラシで軽く叩いてもOKです。頭を刺激することで、夜に興奮することを抑え、安眠につながります。
飼い主さんの悩み2:ソワソワ落ち着かない
特に春先に多いのが、外にいる野良猫の発情した声。その声を聞いた愛猫がソワソワして、外に出たがることはありませんか? そんなときは、肉球のツボを刺激して興奮を抑えてあげましょう。
【前足マッサージ】
前足の真ん中にある大きな肉球のツボには興奮を抑える効果があるので、真ん中の肉球に親指をあてて軽く押していきます。前足を触られるのが苦手な猫は、ウトウトしているときにそっとモミモミしてあげましょう。
■愛猫へのマッサージを通してコミュニケーションを
各種マッサージの時間は、全体的に5分を目安に行いましょう。毎日するのが理想的ですが、義務にしてしまうと飼い主さんのストレスになることもあるので、時間があるときに気軽な気持ちで継続していくと良いでしょう。
そもそもマッサージは東洋医学の考え方で、ツボや経路を刺激すると体のバランスが整えられるとされています。マッサージを嫌がる猫に無理やり行うのはNGですが、徐々に目を細め「まんざらでもない顔」になっていたら延長してもOKです。愛猫の体を労わりながら、飼い主さんとの絆も強くするマッサージ。信頼関係を築くうえでもおすすめです!
参考/『ねこのきもち』2017年3月号「春先の不調に負けない体に!スプリングマッサージ」(監修:中桐由貴 先生)
『ねこのきもち』WEB MAGAZINE「【動画あり】春先の不調に負けない体をつくるスプリングマッサージ♪」
文/HONTAKA
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ねこのきもちWeb編集室
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次回のこの枠は、いぬのきもちを取り上げます。
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