台風21号 小笠原暴風域抜ける 別の低気圧で西日本~東北で大気不安定 25日は局地的に猛烈な雨か | Just One of Those Things

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最後まで様子を見ているつもりですが、台風21号関連でブログに取り上げるのは、おそらく、これが最後になるんじゃないでしょうか・・・。

 

台風20号は温帯低気圧に 被災地 洪水の危険性高まるおそれ~台風21号 24~25日に小笠原」、「大雨は峠越すも 川の増水に警戒 土砂災害に注意~台風21号 上陸回避も警鐘を鳴らす台風の眼」、「台風21号 明け方から小笠原諸島かなり接近 記録的暴風のおそれ~台風21号は小笠原を直撃より。

 

まず、現時点で新しい情報から取り上げます。

 

10月24日 18時22分。低気圧の影響で西日本から東北の広い範囲で大気の状態が不安定になり、25日は非常に激しい雨が降り局地的には猛烈な雨が降って大雨となるおそれがあります。台風19号の被災地でも洪水などの危険性が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。
 

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西日本~東北で大気不安定 25日は局地的に猛烈な雨のおそれ
2019年10月24日 18時22分 NHK
 
©NHK

低気圧の影響で西日本から東北の広い範囲で大気の状態が不安定になり、25日は非常に激しい雨が降り局地的には猛烈な雨が降って大雨となるおそれがあります。台風19号の被災地でも洪水などの危険性が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、九州付近にある低気圧の影響で西日本を中心に雨雲が発達し、断続的に激しい雨が降っています。
 
低気圧は、25日にかけて西日本から東日本の太平洋側を進み、広い範囲で大気の状態が不安定になり、▽西日本では25日朝にかけて、▽東日本では25日未明から夜にかけて、▽東北の太平洋側では25日昼すぎから26日朝にかけて、雷を伴って非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降るおそれがあります。
 
25日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東海で300ミリ、
▽近畿と四国で250ミリ、
▽関東で200ミリ、
▽伊豆諸島で180ミリ、
▽甲信で150ミリ、
▽東北で100ミリと予想されています。
 
その後、26日夕方までの24時間には、▽東北と関東で50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
 
台風19号の豪雨による被災地でも、洪水のほか土砂災害や浸水の危険性が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。
 
一方、非常に強い台風21号は、25日には日本の東の海上に達する見込みで、関東や東北の海はしけや、大しけとなるおそれがあり、高波に十分な注意が必要です。

■お近くの河川の状況はNHKニュース・防災アプリで

皆さんのお住いの地域の河川はどうなっているのか。「NHKニュース・防災アプリ」では、リアルタイムで全国の河川の状況を確認することができます。大きな河川だけでなく、中小の河川も確認できます。
 
アプリの画面の下にある「マップ」をタップすると、まず地図上に雨雲の広がりが表示されます。
 
その画面で、「表示切替」をタップすれば、「河川情報・大河川」や「河川情報・中小河川」を選ぶことができます。
 
「河川情報・大河川」や「河川情報・中小河川」を選んだ場合、地図上に、地域を流れる河川が、平常時は「水色」のラインで表示されます。
「河川情報・大河川」の場合、もし、地図上の河川のラインが、「黄色」や「オレンジ色」「赤色」になっていれば、それだけ増水し、氾濫の危険性が高まっていることを示しています。「黒色」で表示されている場合は、すでに氾濫が発生したことを示しています。
 
「河川情報・中小河川」の場合、もし、地図上の河川のラインが、「黄色」や「赤色」「赤紫色」「紫色」になっていれば、それだけ増水し、氾濫の危険性が高まっていることを示しています。
 
地図を拡大していけば、河川によっては、その河川のラインをタップすると、黒い「カメラのマーク」が表示されることがあります。このカメラのマークをタップすると、その場所に設けられている河川カメラの画像をほぼリアルタイムで見ることができます。
 
大雨となり、河川の増水が予想される場合には、直接、川を見に行ったりはせずに、NHKのアプリをご活用ください。
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この2時間ほど前には、小笠原諸島が暴風域を抜けたことが報道されたばかりでした。それには・・・

 

小笠原諸島は台風の暴風域から抜けましたが、このあと数時間は非常に強い風が吹いて波の高い状態が続く見込みで、暴風や高波に警戒が必要です。また台風とは別の低気圧の影響で、西日本と東日本の各地で25日にかけてまとまった雨が降る見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。
 

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台風21号 小笠原暴風域抜ける 別の低気圧で西~東日本雨に警戒
2019年10月24日 16時17分 NHK
 
©NHK

小笠原諸島は台風の暴風域から抜けましたが、このあと数時間は非常に強い風が吹いて波の高い状態が続く見込みで、暴風や高波に警戒が必要です。また台風とは別の低気圧の影響で、西日本と東日本の各地で25日にかけてまとまった雨が降る見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、非常に強い台風21号は午後3時には小笠原諸島の父島の北北東150キロの海上を1時間に30キロの速さで北北東へ進んでいます。
 
中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60mで、中心から半径110キロ以内では風速25m以上の暴風が吹いています。
 
小笠原諸島では24日朝から非常に強い風が吹き、父島で午前9時20分に52.7mの最大瞬間風速を観測しました。
 
小笠原諸島は台風の暴風域から抜けましたが、このあと数時間は非常に強い風が吹き、海上は大しけが続く見込みで、気象庁は暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。
 
一方、台風とは別の低気圧の影響で広い範囲で大気の状態が不安定になり、西日本では局地的に雨雲が発達していて、午後3時までの1時間には、国土交通省が奈良県上北山村に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。
 
低気圧が東へ進むのに伴い、
▽西日本では25日朝にかけて、
▽東日本では24日夜から25日にかけて、
▽東北南部では25日午後、
雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しく降るおそれがあります。
 
25日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽四国で300ミリ、
▽東海で250ミリ、
▽近畿で200ミリ、
▽九州南部で100ミリと予想され、
さらに26日朝までの24時間には
▽関東と伊豆諸島で100~200ミリ、
▽東海、甲信、東北で100~150ミリ、
▽近畿で50~100ミリの雨が降る見込みです。
 
台風19号の豪雨による被災地でもまとまった雨となって洪水の危険性が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。

■お近くの河川の状況は「NHKニュース・防災アプリ」で

皆さんのお住いの地域の河川はどうなっているのか。「NHKニュース・防災アプリ」では、リアルタイムで全国の河川の状況を確認することができます。大きな河川だけでなく、中小の河川も確認できます。
 
アプリの画面の下にある「マップ」をタップすると、まず地図上に雨雲の広がりが表示されます。
 
その画面で、「表示切替」をタップすれば、「河川情報・大河川」や「河川情報・中小河川」を選ぶことができます。
 
「河川情報・大河川」や「河川情報・中小河川」を選んだ場合、地図上に、地域を流れる河川が、平常時は「水色」のラインで表示されます。
「河川情報・大河川」の場合、もし、地図上の河川のラインが、「黄色」や「オレンジ色」「赤色」になっていれば、それだけ増水し、氾濫の危険性が高まっていることを示しています。「黒色」で表示されている場合は、すでに氾濫が発生したことを示しています。
 
「河川情報・中小河川」の場合、もし、地図上の河川のラインが、「黄色」や「赤色」「赤紫色」「紫色」になっていれば、それだけ増水し、氾濫の危険性が高まっていることを示しています。
 
地図を拡大していけば、河川によっては、その河川のラインをタップすると、黒い「カメラのマーク」が表示されることがあります。このカメラのマークをタップすると、その場所に設けられている河川カメラの画像をほぼリアルタイムで見ることができます。
 
大雨となり、河川の増水が予想される場合には、直接、川を見に行ったりはせずに、NHKのアプリをご活用ください。
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念のため、現時点の台風情報のデータを示します。新しい情報を知りたい方は、下記のURLをご覧くださいませ。

 

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https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/typhoon/1921.html
 
 
≪台風概況≫

■台風21号

非常に強い台風21号は、24日(木)午後9時現在、小笠原近海にあって、時速30キロで北東に進んでいます。

中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。
 
関東地方では25日(金)午後はうねりを伴った高波に警戒してください。
 
今後も最新の台風情報に注意してください。

名称:BUALOI(ブアローイ)
大きさ:---
強さ:非常に強い
存在地域:日本の東
中心位置:北緯30度30分/東経144度10分
進行方向:北北東
速さ:35km/h
中心気圧:955hPa
最大風速:中心付近で45m/s
最大瞬間風速:60m/s
暴風域(25m/s以上):中心から110km
強風域(15m/s以上):東側390km/西側280km
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念のため、日本気象協会のものをまとめて示しますと・・・

 

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高知県で激しい雨 雨雲は次第に東へ
日本気象協会 本社日直主任
2019年10月24日13:08 tenki.jp
 
©tenki.jp
 
西日本をゆっくりと東へ進む低気圧の周辺に発達した雨雲が広がり、西日本の広い範囲で雨が降っています。高知県黒潮町の佐賀では、今日11時20分までの1時間に45ミリの激しい雨を観測しました。この雨雲は東へと進む見込みです。

■高知県黒潮町佐賀で45ミリの激しい雨
 
©tenki.jp

本州の南の海上や台風21号周辺の湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州付近を東へゆっくりと進む低気圧の周辺では雨雲が発達し、局地的に激しい雨を降らせています。高知県黒潮町の佐賀では、今日11時20分までの1時間に45ミリの激しい雨を観測するなど、西日本の広い範囲で雨が降っています。この雨雲は東へと進む見込みです。
 
■この先も大雨続く

今日はこの後も西日本を中心に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
 
25日6時にかけて予想される24時間雨量は多い所で
■四国地方 300ミリ
■東海地方 250ミリ
■近畿地方 200ミリ
■九州南部 100ミリ
が予想されています。
 
また、この雨雲は今夜からあすにかけて東日本にも広がる見込みです。

台風19号による豪雨の被災地で大雨となる恐れもあるため、今後も情報にご注意下さい。
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九州 この時季としてはまとまった雨
日本気象協会 九州支社尾花 麻美
2019年10月24日15:46 tenki.jp
 
©tenki.jp
 
九州はきのう23日(水)からきょう24日(木)にかけて、この時季としてはまとまった雨になっています。今夜にかけて急な強い雨や落雷などにご注意ください。かわって、あすの九州は天気が回復して、次第に晴れ間が戻るでしょう。

■宮崎県で総雨量150ミリ超えの所も

きょう24日(木)は低気圧が九州南岸付近を通過し、九州は雨の所が多くなっています。きのう23日(水)降り始めからきょう24日(木)午後3時までの総雨量は、宮崎県都農町158.5ミリ、宮崎空港113.5ミリなど、この時季としては雨量が多くなっている所もあります。きょうこのあと今夜にかけても、九州は雨が降りやすいでしょう。あすは対馬海峡沿岸部で初め雨が残る所がありますが、九州の天気は回復へ向かう見込みです。

■北部中心に肌寒い
 
©tenki.jp

気温は、雨の影響であまり上がっていません。きょう24日(木)午後3時までの最高気温は、福岡市18.8度、大分市20.1度、佐賀市20.9度など11月上旬から中旬並みの肌寒さとなっている所があります。あす25日(金)日中は晴れ間が戻る所が多いため、肌寒さはやわらぎ、九州南部は25度以上と汗ばむくらいの所もあるでしょう。気温・天気ともに変化が大きい季節です。体調を崩さないように服装などうまく調節しましょう。
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台風遠くても 四国~関東で非常に激しい雨の恐れ
日本気象協会 本社中川 裕美子
2019年10月24日16:27 tenki.jp
 
©tenki.jp
 
あす25日(金)にかけて四国から関東甲信に発達した雨雲がかかります。道路があっという間に冠水するほど非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

■台風は本州から離れて北上 でも大雨の恐れ
 
©tenki.jp
 
きょう24日(木)の日中は四国や紀伊半島を中心に発達した雨雲がかかり、高知県では1時間に30ミリを超える激しい雨の降った所がありました。雨の範囲は夜には関東甲信へと広がるでしょう。あす25日(金)にかけては局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。
 
この雨の原因のひとつが、西日本の南岸を東へ進む低気圧と、小笠原諸島に猛烈な風をもたらしている台風21号です。台風21号は24日(木)午後3時現在、非常に強い勢力で父島の北を北上しています。台風はあさってにかけて本州から離れた海上を北上しますが、台風21号周辺の湿った東よりの風と、低気圧に向かって流れ込む湿った南よりの風が四国から本州でぶつかり、雨雲が発達するでしょう。

■雨のピークと降り方 四国・近畿
 

©tenki.jp
 
四国はあす25日(金)の未明にかけて局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。滝のようにゴーゴーと降り続き、道路があっという間に冠水してしまうほどです。暗い時間に雨が強まりますので、早めに安全な場所に移動しておくとよいでしょう。近畿は今夜の帰宅時から、あす早朝に激しい雨の降る所がありそうです。多くの人が移動する時間に雨のピークが重なりますので、時間に余裕を持って行動するとよさそうです。

■雨のピークと降り方 東海・関東甲信・東北南部
 
©tenki.jp

東海は、三重県で明け方から非常に激しい雨の降る所があるでしょう。強い雨のエリアは次第に東へ移動し、朝から昼過ぎにかけては所々に発達した雨雲がかかりそうです。朝の通勤・通学の時間帯は名古屋など市街地でもどしゃ降りの雨となることが考えられます。関東甲信も朝のラッシュ時に雨脚が強まります。昼前後に雨のピークとなり、局地的には滝のように非常に激しく降るでしょう。アンダーパスなどの低い所を通る道路は冠水するかもしれません。東北南部はあす未明から雨の降りだす所があり、昼過ぎからは激しい雨の降る所があるでしょう。

■わずか1日で10月ひと月分の雨の降る所も
 
©tenki.jp

こちらの図は26(土)午前9時までの60時間に予想される累積降水量の最大値を色分けしたものです(23日21時計算)。総雨量は四国から関東甲信、東北南部で300ミリ以上の所があり、多い所で400ミリに迫る可能性もあります。わずか1日程度で、平年10月ひと月分に相当するような雨の降る所もあるでしょう。台風19号で被害を受けた地域では普段より少ない雨でも土砂災害や洪水の危険度が高まります。崖などの急な斜面や増水した川には近づかないようにしましょう。
 
なお、風のぶつかる位置により、雨の強まるエリアが変わる可能性があります。tenki.jpで、最新の雨雲の動きをチェックしてください。
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以上。対象の地域の皆様はくれぐれもお気を付けくださいませ。
 
 
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