クーラー効いた車内で熱中症も 専門家が注意呼びかけ(追記あり) | Just One of Those Things

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もしもの時のためのデータ編。クーラーが効いた車内でも熱中症になりますのでご注意くださいませ。

 

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クーラー効いた車内で熱中症も 専門家が注意呼びかけ
2019年8月10日 5時02分 NHK

お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは10日がピークです。各地で渋滞が予想されていますが、そこで注意が必要なのが、車内での過ごし方です。実はクーラーの効いた車内でも熱中症になるおそれがあるため、専門家が注意を呼びかけています。

クーラーが効いた車内は涼しくて快適に感じますが、そこで気をつけなければいけないのが、同時に湿度が急激に下がることです。
 
湿度が下がって乾燥すると汗がすぐに蒸発し、体の表面から水分が失われていくからです。
 
熱中症などに詳しい兵庫医科大学の服部益治特別招聘教授によりますと、大人の場合、汗や呼吸に伴って通常、1日に1リットルほどの水分が失われるということです。
 
ところが車内が極端に乾燥すると、より速いペースで体から水分が失われ、気が付かないうちに脱水症状が進んで熱中症になるおそれがあるということです。
 
また渋滞が長引くと、トイレを我慢しようと水分の補給を控える心理が働くため、一層リスクが高まり、注意が必要だということです。
 
では、どうすれば車内での熱中症を防ぐことができるのか。
 
服部教授は
▽1時間から2時間に1回、10分以上の休憩をとること、
▽休憩のたびに100ミリリットルから200ミリリットルの水分をとること、
▽休憩の際に車の外で体を動かしてリフレッシュするとともに、いわゆるエコノミークラス症候群の予防に努めることが大事だと指摘しています。
 
また、水分をとる際は緑茶やコーヒーなど利尿作用のある飲み物は避け、水やノンカフェインの麦茶がよいということです。
 
さらに子どもやお年寄りの場合、直射日光があたる座席は避けるといった対策が必要だということです。
 
服部教授は「車で帰省したり出かけたりする際は熱中症のリスクがあることを頭に入れ、意識して水分補給などの対策をとってほしい」と呼びかけています。
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以上。

 

≪追記≫

 
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「寝ているから」は絶対だめ!真夏の車内は15分で熱中症危険レベル
神戸新聞NEXT/神戸新聞社 2019/08/09 16:26

 夏休みやお盆の帰省など、車で長距離移動をする人が多いシーズンとなりました。本来、車移動は快適ですが、この時期は「車内熱中症」というリスクがあります。自動車安全のプロ、日本自動車連盟(JAF)に注意点を聞きました。
 
■わずか15分で危険レベルに
 
 ―夏は駐車していた車に乗ると、猛烈に暑いです。
 
 「2012年8月、車内温度の検証テストを実施しました。暑さ対策を施さない車の場合、車内温度は最高温度が57度、ダッシュボードの最高温度はなんと79度に上昇しました。日よけ対策などをしていても車内温度は45~50度となり、窓を開けていてもダッシュボードの温度は75度でした」
 
 ―駐車中の車内の温度は人体には大敵ですね。
 
 「休憩などで高速道路のサービスエリア等を利用する方も多いかと思います。車から離れる際に、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、車内の熱中症指数はわずか15分で人体にとって危険なレベルに達します」
 
 ―日陰に駐車したら大丈夫?
 
 「車を日陰に駐車したとしても、その車内温度の差はわずか約7度。駐車場所に関わらず外気温が高い場合は注意が必要です」
 
 ―幼い子どもだと「降りたくない」とぐずることも。
 
 「『少しの時間だから』『寝ているから』といって車内に子どもを残したまま車を離れることは、熱中症を引き起こしかねません。加齢に伴い高齢者は体温調節機能が低下するため注意が必要です。ペットも同様です」
 
 ―乗車直後の温度を下げる裏技はありますか?
 
 「まずは窓を全開にし、車のエアコン(オート)を外気導入に設定、温度設定を最低にして走行。2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして走行し、温度変化を測定した結果が、より短時間で温度を大きく下げられる結果となっております」
 
 ―なるほど、エアコン+走行ですね。
 
 「車内温度を下げる方法としてドアの開閉や冷却スプレーを使う方法がありますが、ドアを強く締めたり、何度も開閉することで故障の原因となってしまう可能性があります。また、冷却スプレーの多くは可燃性のガスが使われているため、換気が不十分な車内でたばこ等に火をつけるなどで引火し、やけどを負う可能性があるので注意が必要です」
 
 ―古典的ですが、車のボディーに水をかける方法は?
 
 「過去に実施したテストではバケツ3杯分の水(計24リットル)をかけても、車内温度は0.9度しか下がらず、効果はなかったそうです。エアコン+走行は、短時間で温度を大きく下げられ、燃料の消費や排ガスも抑えられます」
 
■高温や汗で思わぬ事故も
 
 熱中症以外にも、高温による車内トラブルはあります。JAFに寄せられた具体例を紹介します。
 
・夏だったので子どもの腕が汗で窓にくっついていたようで、駐車して助手席の窓を開けたら窓ガラスと一緒に吸い込まれるように挟まれた
 
・夏にチャイルドシートに座らせようとしたら、金具部分が高温になっていて、それが手に触って軽いやけどをした
 
・夏に駐車場に止めていた車に乗る時、金属部を触ってやけどした
 
■熱中症になったなら
 
 総務省消防庁はホームページで「熱中症を予防して元気な夏を!」を公開中です。熱中症予防のポイントや応急手当などがイラスト入りで紹介されています。夏の外出前には要チェックで、楽しい夏の思い出を作ってください。(ネクスト編集部 金井かおる)
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以上。
 
~追記ココマデ~

 

 

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