フランス パスツール研究所長 結核の新治療薬開発を | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が科学物のデータを集めて取り上げております、科学もの報道データ編。
 

 

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フランス パスツール研究所長 結核の新治療薬開発を
2019年3月13日 17時55分 NHK

結核の研究の第一人者として知られる、フランス パスツール研究所のスチュアート・コール所長がNHKのインタビューに応じ、日本でも外国人の増加とともに結核の感染が広がるおそれがあると指摘して、治療薬開発の必要性を訴えました。
 
結核はエイズ、マラリアと合わせて「三大感染症」と呼ばれ、世界で年間に160万人以上が死亡しているほか、国内でも年間2000人前後が死亡し、特に外国人の新規患者が増え続けています。
 
こうした現状について、来日中のフランスのパスツール研究所のスチュアート・コール所長がNHKのインタビューに応じました。
 
コール所長は結核の研究の第一人者として知られ、日本で外国人労働者が増えると予想されることを踏まえ、「感染に気付かずに入国し、ストレスや体調不良で発症することがある」と警戒を呼びかけました。
 
さらに結核をめぐっては抗生物質などの薬がほとんど効かない「多剤耐性菌」の拡大が問題となっていて、コール所長は「結核は過去の病気ではなく、現在進行形の病気だ。貧しい人々の病気と捉えられ、利益が出にくいことから注目されてこなかった」と述べて、新たな治療薬の開発を進める必要性を訴えました。
 
そのうえで日本政府や製薬会社などが設立した基金が治療薬の開発に役立っているとして、今後の貢献に期待を示しました。
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結核 - Wikipedia

結核について 結核Q&A 公益財団法人結核予防会

結核 - 古くて新しい病気 結核の症状 | 大正製薬

 

パスツール研究所は名門も名門で、ネイチャーの常連さんです。

 

製薬業界の動きですが、富士フイルムホールディングスも動いています。

 

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富士フィルムHD 米大手メーカー子会社買収 バイオ医薬品強化
2019年3月12日 20時46分 NHK
 
「富士フイルムホールディングス」は、世界的な成長が見込めるバイオ医薬品の事業を強化するため、アメリカの大手メーカーの子会社をおよそ1000億円で買収することになりました。
 
富士フイルムホールディングスは、アメリカのバイオ医薬品大手の「バイオジェン」からデンマークに大規模な製造拠点を持つ子会社を買収することで合意しました。
 
買収額はおよそ8億9000万ドル、日本円にしておよそ1000億円に上ります。
 
バイオ医薬品は、微生物などの遺伝子を組み換えた細胞から作られ、副作用が少ないとされていて、今後、世界的に大きな成長が見込まれる分野とされています。
 
富士フイルムは、この分野ですでに研究開発への投資を加速させていて、今回の買収によって、バイオ医薬品の製造能力を一気に今の3倍に増やせるとしています。
 
富士フイルムホールディングスの古森重隆会長は記者会見で「世界のバイオ医薬品の市場は年8%の成長率があり、今後もこの成長は継続すると見ている。買収によって、大量生産も可能になるので、ニーズに対応できるようになる」と述べました。
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次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。

 

 

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