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西之島で3年ぶり上陸調査へ 海鳥など生態系の変化を調査
2019年2月24日 4時40分 NHK
 

 
活発な噴火活動で面積が拡大した小笠原諸島の西之島について、環境省は、ことし8月から9月にかけて、3年ぶりに上陸調査を行い、生態系の変化などを詳しく調べることになりました。
 
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島では、6年前の平成25年11月から噴火活動が始まって溶岩が流れ出し、海上保安庁によりますと、面積は去年7月現在で、元の島のおよそ13倍に増えました。
 
西之島では去年7月下旬以降、噴火は確認されておらず、火山活動は低下しているとみられることから、環境省は3年前の平成28年10月以来、2回目となる上陸調査を、ことし8月から9月にかけて行うことになりました。
 
これまでの調査では、流れ出した溶岩で新しくできた土地に植物が生えていたほか、オナガミズナギドリやアオツラカツオドリなど、噴火前に島にいた6種類の海鳥が再び生息しているのが確認されています。
 
ただ、オナガミズナギドリは土の中に巣を作るため繁殖までは確認できていないということで、今回の調査で詳しく調べることにしています。
 
また、アオツラカツオドリは国内では、噴火活動が始まる前の西之島と沖縄県の尖閣諸島でしか繁殖が確認されていないため、新たにできた土地にどのように適応し、個体数を増やしていくのかなどを調べる予定です。
 
環境省は「調査を通じて、島に生息する生き物や生態系を守るための方法を検討していきたい」と話しています。
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以上。

 

 

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