台風1号 タイ南部を直撃 3人死亡~21年ぶりにサイクロンに~リゾート島で数千人が足止め | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。データ編です。

 

正月早々台風1号ができましたが、勢力が小さいため取り上げていませんでした。5日の0時には気象庁の監視域外へ出たので、台風がサイクロンとなりました。

 

被害が出ていることと、旅行中の方もいるかと思われるので、取り上げます。

 

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台風1号 タイ南部を直撃 3人死亡
2019年1月5日 21時52分 NHK
 
タイ南部に台風1号が直撃し、漁船が転覆するなどして3人が死亡したほか、ビーチリゾートのある離島では多くの観光客が足止めになるなど大きな影響が出ました。
 
今月1日に南シナ海で発生した台風1号は、4日、タイ南部に上陸したあと、マレー半島を横断しました。
 
タイの当局によりますと、台風の影響で漁船が転覆するなどして、これまでに3人が死亡し、1人の行方がわからなくなっているということです。
 
このうち、タイ有数のビーチリゾートとして海外からの観光客も多く訪れるサムイ島では、一時すべての航空機や船が欠航となり、観光客が島に足止めになるなど大きな影響が出ました。
 
5日午後には船の運航が再開されましたが、観光客が港や空港に長い列を作るなど混雑が続きました。
 
タイ南部では広い範囲で大規模な停電や浸水などの被害が相次ぎ、被害は観光業を中心に100億円を超えるとみられています。
 
台風はマレー半島を通過し、アンダマン海に抜けましたが、タイの当局は、南部では6日まで強風や高波が続くとして警戒を呼びかけています。
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被害に遇われお亡くなりになられた方にはお悔やみ申し上げます。既にご供養済みです。被害に見舞われた方にはお見舞い申し上げます。

 

NHKの被害に遇った画像は酷いものですが、日本国内のレベルで言うと、被害が出ない程度のものです。

 

台風1号の経路は、21年ぶりにサイクロンになりました。

 

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台風1号 気象庁の監視域外へ出る 21年ぶりにサイクロンに
2019年1月5日(土) 1:25配信 ウェザーニュース
 
 1月5日(土)0時、台風1号(パブーク)は、マレー半島のタイ付近で東経100度を越えたことで気象庁の監視域から外れ、「域外へ出る」扱いとなって台風では無くなりました。
 
 ここからは監視担当機関がインド気象局(IMD)へ変更となり、既に日本時間の21時をもって「サイクロン パブーク」と認定されています。この先はマレー半島を越えてベンガル湾(アンダマン海)へ抜ける予想です。
 
 台風が勢力を維持したままインド洋域へ出たのは、1997年11月の台風26号以来で、約21年ぶりとなります。
 
▼台風1号(域外へ出る) 1月5日(土)0時
 存在地域   タイ
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西 20 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
 
■台風がインド洋域に出るのは10年に一度程度
 
 台風の定義は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在する熱帯低気圧で、低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のもの、とされています。
 
 このため、台風がマレー半島を越えてインド洋域(ベンガル湾)に出た場合は、台風では無くなり日本の気象庁での監視は終了となります。
 
 台風がインド洋域に出るのは10年に一度程度と珍しいことで、1952年18号、1962年25号、1972年29号、1989年29号、1992年29号、1997年26号などが該当します。
 
■太平洋を東に進み「域外へ出る」例も
 
 台風が気象庁の監視域外から出るのは、インド洋域へ出る場合だけではありません。台風の勢力を維持して太平洋の180度経線を越えて西経域(中部太平洋域)に出る場合も「域外へ出る」扱いとなります。
 
 この場合、監視担当機関はアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)へ変更となり、強度が基準以上と認められた場合は「ハリケーン」や「トロピカルストーム」になります。
 
 近年では2002年10月の台風23号が、台風の勢力を維持して西経域へと出ています。台風が「域外へ出る」扱いとなるのはこの時以来で、約16年ぶりとなります。
 
 この時は、アメリカ側の解析では西経域に出る前に温帯低気圧化しているとみなされたため、ハリケーン等には分類されませんでした。
 
 これとは逆に、西経域からハリケーン等が入ってくる事があり、数年に一度の頻度で台風になっています。この場合はいわゆる「越境台風」と呼ばれます。
 
■赤道を越えて南半球へ出ることは無い
 
 台風は地球の自転による「コリオリの力」によって渦を巻いています。コリオリの力は、北半球と南半球では逆向きに働くため、南半球の熱帯低気圧は渦が逆向きとなります。
 
 赤道直下ではコリオリの力が働かないため、台風が出来ることはありません。同様に、北半球で発生した台風が、赤道を越えて南半球へ出ることはあり得ません。
 
■台風の名前
 
 台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風1号のパブーク(Pabuk)は、ラオスが提案した名称で、淡水魚の名前に由来するものです。
 
 台風の名前は監視担当機関が変わった後も引き継がれるため、今回もインド洋域で用意された独自の名前ではなく、パブークがサイクロン名に引き継がれました。
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サイクロン - Wikipedia

気象庁 Japan Meteorological Agency

上記より、

 

台風の大きさ、強さの定義については、台風の大きさは、風速15m/s以上の強い風が吹くおそれがある範囲を台風の中心からの半径で表して定義しています。台風の強さは、最大風速の大きさで分類しています。
 

台風とハリケ-ンとサイクロンの違いについては、台風は、東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものを指します。ハリケーンは、北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約33m/s以上になったものを指します。サイクロンは、ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものを指します。
 

 このように、それぞれの名称を付している最大風速の基準には違いはありますが、台風もハリケーンもサイクロンもそれぞれの地域に存在する熱帯低気圧を強さによって分類している用語の1つということになります。なお、サイクロンは熱帯低気圧と温帯低気圧の区別をせず、広く低気圧一般を指す用語としても用いられることがあります。
 

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台風1号 (パブーク) サイクロンへ
2019年1月5日(土) 6:46配信 tenki.jp

1月5日0時、台風1号は日本の気象庁での監視対象地域の外に出ました。
 
■最早台風1号はサイクロンへ
 
1月1日午後3時に南シナ海で発生した台風1号は西へ進み、5日0時に日本の気象庁での監視域内である東経100度を越えました。今後、マレー半島を越えてベンガル湾に達することが予想されます。ベンガル湾に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17メートル以上になったものはサイクロンとなります。
 
この台風1号は、統計がある1951(昭和26)年以降で、最も早い日時に発生した台風でした。
 
■台風とサイクロンの違い
 
台風は、東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものです。サイクロンは、ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものを指します。
 
日本気象協会 本社 日直主任
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リゾートの島などでは数千人が足止めされたようです。

 

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タイ南部に台風上陸、リゾート島で数千人が足止め
2019年1月5日(土) 10:06配信 CNN.co.jp

タイ・クラビ(CNN) 台風1号(パブーク)が4日、タイ南部沿岸に上陸した。当局は上陸を前に航空便やフェリーの運航を全面停止し、リゾート島などでは数千人が足止めされた。
 
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風1号は現地時間の午後3時30分ごろ、ナコーンシータマラート県パクパナンに上陸。最大風速は約26メートルに達した。
 
影響を受けると予想されている人気観光地は、タイランド湾のサムイ島やパンガン島、タオ島、アンダマン海のプーケット島やピピ島など。
サムイ島で足止めされている米国人観光客の女性(26)はCNNの取材に、「すごく怖い。何が起きるか分からないし、島を離れる方法もない」と語った。
 
女性は夫の30歳の誕生日を祝うため、家族でサムイ島を訪れていた。4日の便に乗る予定だったが欠航となり、フェリーも運航停止になった。地元当局から嵐や対処方法に関する情報が何もないという。
 
サムイ島の当局責任者はCNNの電話取材に、島には約2万人の観光客がとどまっていると説明。「島は今、本土から完全に切り離されており、本土に向かうあらゆる交通機関は昨日から停止している」と話した。ただ食料などの備蓄品は十分あるという。
 
残された人々は台風を乗り切る準備を行った。サムイ島では、住民が木の板で自宅を補強する作業に当たった。
 
ただ、最も影響を受けるとみられるのは、小さな島に滞在する人々だ。パンガン島とタオ島の責任者はCNNに対し、タオ島は遠隔地であることから、緊急救助活動が一段と難しくなるだろうと懸念を示した。パンガン島に残っている観光客は1万5000人、タオ島では約4000人だという。
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食料や備蓄品は十分にある様なら、安心ですね。
 
ご安全を祈ります・・・。

 

 

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