環境科学: ディーゼル車の排ガスの危険性 | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

引き続き、Natureの今週号のハイライトより。

 

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環境科学: ディーゼル車の排ガスの危険性
Nature 545, 7655
2017年5月25日

 

窒素酸化物などの自動車排ガスは、ヒトの健康と環境に害を及ぼし得る大気汚染の一因となる。ディーゼル車は、世界の窒素酸化物排出量の約20%を放出し、実際の走行条件下で排出する窒素酸化物は、試験機関での認証試験時より多い。今回、世界のディーゼル車販売の約80%を占める11の市場において、路上走行大型車のおよそ3分の1と路上走行小型車の2分の1以上が、窒素酸化物排出量の認証限度を超えていることが見いだされた。2015年には、ディーゼル関連の「過剰な」窒素酸化物排出が、微小粒子状物質とオゾンに関連する全世界の約3万8000件の若年死と関係しており、EU加盟国におけるオゾン関連の全若年死者の約10%がこれに含まれている。著者たちは、大半の地域において、大型車がディーゼル関連窒素酸化物の過剰排出とそれに伴う健康影響の主な原因となっていることを明らかにしている。


Letter p.467
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Natureの論文にしては珍しい切り口です。

 

科学誌なので根拠はそれなりに示されてあります。

 

大型車・・・。いかがなものでしょうか。

 

 

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