エルニーニョ現象、年末までに過去最大規模になることが予測されています。
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エルニーニョ現象、年末までに過去最大規模に＝世界気象機関
ロイター 11月17日(火)14時8分配信
［ジュネーブ １６日 ロイター］ - 世界気象機関（ＷＭＯ）は１６日、異常気象をもたらすとされるエルニーニョ現象が年末までに強まり、過去最大規模になるとの見通しを示した。
既に強力でかつ成長した段階にあり、１５年強ぶりの強さに発達しているという。
ＷＭＯのミシェル・ジャロ事務局長は、世界的にエルニーニョに対する備えは以前より整っており、過去に大きな被害を受けた国は農業、漁業、利水、健康などの面で準備を進めていると述べた。ただ、気候変動や温暖化で地球の環境は大きく変化し、エルニーニョ現象も過去にはあり得ない規模になっていると警戒を促した。
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エルニーニョ現象とは、広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が１年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています。ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。
日本国内の状態はどうなるのかについては下記をご覧ください。
エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴
気象庁
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/elnino/learning/tenkou/nihon1.html
来年の春まで続く可能性が出てきました。
冬は暖かくなるのは人にとってはよいものかもしれませんが、農水産関連については喜ばしいものではないのかもしれません。
エルニーニョは夏は冷夏で冬は暖冬になると考えられていますが、台風の影響で寒気が来ることもありますので、一律、暖かいということではないのでご注意ください。
只今、新しい台風ができておりますが、方向がわかるのが来週とされています。この時期の台風は日本には来ませんが、寒気が伴うなど影響があることがあります。ご注意ください。
