人間の体内にあるのと同じ状態のがん細胞で実験することで、薬の効き具合や遺伝子異常をより正確に確認できるようです。
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<世界初>細胞凍結しないで保管「がん細胞バンク」創設へ
毎日新聞 9月25日(金)21時28分配信
大阪府は25日、地方独立行政法人が運営する府立成人病センター(大阪市東成区)が生きた細胞を保管する「がん細胞バンク」を創設すると発表した。細胞を製薬会社などに提供することで、がんの新薬開発につなげる狙いがある。府によると、従来のバンクは、凍結した「死んだ細胞」を保管していたが、生きた細胞では世界初という。2016年度中の創設を目指す。
府などによると、成人病センターは国内有数のがん手術件数(年間4000件)を誇る。がん細胞の培養に成功し、その手法について昨年9月に特許も取得した。同意を得た患者から譲り受けたがん細胞を増殖させ、バンクをつくる。
既存のバンクのがん細胞では、新薬の効果の確認に限界があった。記者会見した松井一郎知事は「製薬会社からのオファーも来ている。(バンクなどを)アピールし、大阪に関連企業を集めたい」と話した。【小山由宇】
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拠点はどこでも良いのですが、一日も早く、がんが克服できるよう、進んでほしいですね。