夏の疲れを引きずる「秋バテ」を防ごう | Just One of Those Things

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「秋バテ」は現代病のひとつのようです。


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(元気のひけつ)「内臓冷え」にもご注意 夏の疲れを引きずる「秋バテ」を防ぐ
2015年9月5日03時30分 朝日新聞デジタル


 夏のきつい冷房による寒暖の差で体調を崩し、そのダメージを引きずった「秋バテ」に悩む人が少なくありません。耳慣れない言葉ですが、どのような症状で、どんな対処が必要なのでしょうか。


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 暑さで体力が落ちたり、食欲がなくなったりするのが夏バテ。今は特に、強い冷房に当たりすぎることで、体温を調節する自律神経が乱れたり、血液循環が悪くなったりする「夏冷え」が問題になっている。


 ところが、厳しい暑さのピークが過ぎても、体のだるさや胃腸の不調が消えない人も目立つ。これが秋バテだ。


 健康診断などを行っている鳥取県保健事業団は、月に1度出している広報紙で秋バテについて取り上げた。担当者によると「夏の疲れがとれない、と言った声を周りでよく聞くようになった」ことが理由だという。


 東京有明医療大の川嶋朗教授も、数年前から注意を促している。冷房の効いた部屋で一日中仕事をしていたり、日頃運動をしていなかったり。そういう人に症状が出やすい。「秋バテは、まさに現代病です」


 川嶋教授は、夏バテ同様に、一番の原因は体力不足にあると考えている。体力強化のために目安となる運動は「自分にとって、少しきついくらい」。


 真夏と違い、秋になると朝夕の涼しい時間帯にはウォーキングやランニングなどの運動がしやすくなる。意識して階段を使い、電車では座らずに立つ、といった日常のちょっとした工夫でも、体力アップにつながるという。


 乱れた自律神経を整えるには、38~39度のぬるめの風呂にゆっくりつかるのが効果的。心をリラックスさせ、快眠につながるからだ。体全体を温め、血のめぐりをよくするためにも、全身浴にするのがポイント。


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 食事にも気をつけたい。川嶋教授は、冷たい物を食べたり、飲んだりし過ぎることによる「内臓冷え」も、秋バテの原因だと指摘する。血行が悪くなることで、だるさにつながるという。「なるべく、冷たいものをとらない。麺類なら、冷やし中華より、ラーメンです」


 今夏、東京では35度を超える猛暑日が、連続記録としては過去最長となる8日続いた。連日の酷暑で、例年以上に冷たい物を飲み食いした人も多いだろう。その場合、胃腸が弱った状態を、秋まで引きずってしまっている恐れがある。


 秋に出回る旬の野菜などを積極的にとることも大事。とはいえ、胃腸を疲れさせないよう、食べ過ぎには注意が必要だ。


 「今年は夏バテしなかった」という人でも油断はならない。秋はもともと、次第に日中と朝晩の寒暖の差や天気の変化が大きくなる時期で、体調を崩しやすい。


 体の冷えを防ぐ生活習慣を続けることは、季節を問わず健康維持につながる。(勝見壮史)



 ■インフォメーション


 体の冷えは、秋バテの原因の一つ。男性に比べ、冷え性が多い女性の方が、秋バテの症状を訴える人も多いようだ。企業や医師らが関わり、健康情報を発信している「ウーマンウェルネス研究会」のウェブサイト(http://www.well-lab.jp/)では、冷え性がもたらす不調や、解消するポイントなどを紹介している。

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気になる方は、「ウーマンウェルネス研究会」のウェブサイトをご覧ください。


寒暖の差が激しい今の時期は、体にこたえますね^^;


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