大阪大が、血管網持つ心筋組織を作製することに成功しました。
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血管網持つ心筋組織、ｉＰＳ細胞などから作製 阪大
2015/3/21 23:48 情報元 日本経済新聞 電子版
大阪大の松崎典弥助教らはｉＰＳ細胞など複数の細胞から、血管網を持つ心筋組織を作製した。心不全の患者に移植すれば、心筋だけを移植する治療法よりも心機能を回復させられる可能性があるとしている。横浜市で開催した日本再生医療学会で21日発表した。
マウスなどの動物に移植して安全性や有効性を確かめ、８年後の臨床応用を目指す。
研究チームはヒトのｉＰＳ細胞に加え、心臓の血管など計３種類の細胞を使った。それぞれの細胞に足場となる接着たんぱく質とゼラチンを付けて培養したところ、直径10～20マイクロ（マイクロは100万分の１）メートルの毛細血管網を持つ厚さ100～200マイクロメートルの心筋組織が１日でできたという。
この組織をマウスの皮下に移植した結果、体内の血管とつながり、血流が巡るのを確認した。
今後は心不全のマウスやブタに移植し、安全性や有効性を確かめて心不全患者向けの臨床応用を目指す。血管を持たない心筋組織だけを心臓へ移植する治療法に比べ、拍動する力などの心機能をより良く回復できる可能性がある。
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まだまだこれからというところですね・・・。
iPS細胞の報道が多いですが、こんなところにも使われているようです。
ヘアカラーシャンプーにもiPS細胞を用いたものが世の中に出回ってますほどですから、これからも方々でiPS細胞が使われそうですね。
