加齢黄斑変性発症にアジア人特有の遺伝子作用 | Just One of Those Things

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加齢黄斑変性発症の原因にアジア人特有の遺伝子作用が突き止められました。


Nature誌の姉妹紙に掲載されました。


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加齢黄斑変性発症、アジア人特有の遺伝子作用 京大など解明
2015/1/29 11:40 日本経済新聞


 京都大の吉村長久教授らはシンガポール国立大などと共同で、目の難病である加齢黄斑変性の発症原因に、アジア人に特有の遺伝子変異が関わっていることを突き止めた。既存の治療薬は欧米患者の方が効きやすく、アジア人に効果は乏しいとされる。効き目の違いは遺伝子変異による可能性があり、アジア人に効果がある治療薬の開発につながる。


 成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に28日掲載された。


 研究グループは欧米の患者数百人と、日本やシンガポール、韓国、中国など2万人以上のアジア人の遺伝情報を比較。その結果、発症に関わるアジア人特有の4つの遺伝子変異を見つけた。


 加齢黄斑変性は進行すると失明する難病で、数種類の治療薬が欧米で開発された。米国では患者の8~9割に効き目が出る一方、日本では3割程度にとどまるとの指摘もある。今回の成果から、こうした薬の効き目の違いが説明できるとみている。

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アジア人に効果がある治療薬が早く開発されると良いですね。


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