釈迦如来(4) | Just One of Those Things

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釈迦如来 』から『釈迦如来(2) 』、『釈迦如来(3) 』より。


釈迦(ブッダ)の教えは、人生の苦を脱し、迷いの生(輪廻)を断ち切って、究極の悟りに至る(解脱、涅槃)というものであり、それを縁起(えんぎ)という考え方で理解しようとしたものであります。


釈迦如来に対する信仰は、仏教の始祖であるために、時代や地域を問わず幅広く見られます。



### 参考資料 ###

仏教とは



わが国日本でも、仏教が伝わって以来、今日に至るまで、多くの宗派で信仰されています。


また、インドで仏像がつくられ始めて以来、仏教が伝来した国々で数多くの釈迦像がつくられました。


在世中の実績を表した仏伝のなかの像をはじめとして、さまざまな姿の釈迦如来像が知られています。


わが国日本でも、仏教伝来以降、現代に至るまで、数々の造像例があります。


その像の形の中で、もっとも多く見られるのが、如来に通有の相である、「肉髻(にっけい)」「螺髪(らほつ)」「白毫(びゃくごう)」「三道相(さんどうそう)」を表し、右手は「施無畏印(せむいいん)」、左手は「与願印(よがんいん)」を結び、下半身には「裳(も)」を着け、「大衣(だいえ)」を、まとっているものです。


脇侍(きょうじ)として、文殊菩薩・普賢菩薩を従えた三尊形式も多くあります。


さらに、「阿難(あなん)」「迦葉(かしょう)」の2尊者を加えた五尊像や、十大弟子、天竜八部衆を加えた群像もあります。


また、『法華経』など写経の見返し絵にもしばしば描かれます。