菩薩(3) | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

菩薩 』から『菩薩(2) 』より。


菩薩のうちでもっとも種類が多いのは、観音菩薩(観世音菩薩・観自在菩薩)です。


観音菩薩はとりわけ慈悲の心か深く、救いの求める衆生に応じて姿を現じて救済するといいます。(注:厳密には地蔵菩薩もこの形をとります。観音菩薩と同様に、6,7つの姿へ変化するとされます)



観音には、2臂(2本の腕)をもつ聖観世音菩薩のほか、多面多臂(多くの顔と腕)の千手観世音菩薩・十一面観世音菩薩・不空羂索菩薩・如意輪観世音菩薩・准胝観世音菩薩などの種々の変化観音があります。


多くの顔と腕を持つのは多方面に、しかも細微にわたりくまなく衆生を救済するという、慈悲の心か強調されたからです。