宗像大社(4) | Just One of Those Things

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宗像大社 』から『宗像大社(2) 』より、『宗像大社(3) 』では中津宮を見てまいりました。


さて、お次は、「中津宮と辺津宮」を見ていきましょう。



大島の中津宮の境内には、中津宮貝塚(古墳時代~奈良時代のもの)があり、ここからも銅製の指輪などが出土しています。


さらに、島の最高峰・御獄(217m)の登山口には、古代の祭祀遺跡が発見されていて、現在は御獄宮が祀られています。


中津宮は大島の南海岸にありますが、そのちょうど反対側の北海岸には、沖ノ島を"御神体"とした沖津宮遥拝所があります。



辺津宮の裏手の山にある「下高宮祭場」とよばれる聖場にも、古代の面影が漂っています。


この「下高宮祭場」は、宗像大社で大祭クラスの社事が行われる時、必ずここから始められるほど重要な場所ですが、祭場そのものは周りが瑞垣で囲まれているものの、中央に平らな石が置いてあるだけの空間です。