宗像大社(3) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

宗像大社 』から『宗像大社(2) 』より。


海の正倉院といえば、中津宮。


その証拠が戦後、沖ノ島から出てきました。即ち、昭和29年10月からの三次十数年間の発掘調査で、島全体が豪華な古代祭祀遺跡であることが判明し、当時は大きな脚光を浴びました。


つまり、高さ10m以上にも及ぶ巨岩の磐座のかげから青銅鏡・奈良三彩・真珠・純金製指環など二万点以上の貴重な遺物が発見され、その多くが国宝に指定され、"海の正倉院"と呼ばれるようになりました。


これらの遺物の一部は、島から移され、現在は玄海町田島の宗像大社宝物館に納められています。



なお、沖ノ島は島全体が神域になっており、神職一名が二週間交替で中津宮に奉仕するだけの、事実上は無人の島です。


ただし、上陸するときは、どんな人でも海中の禊が課せられるといいます。