先日アムステルダムへ旅行に行った。
なにぶん今ヨーロッパではホテル代がバカ高いものだから(ここでは中級ホテル二泊で7万円ぐらい)できるだけ短い時間でたくさん見物したい。そう思って計画はしっかり練って行った。
旅行先でどんな名所旧跡や面白い体験ができるだろう?
それを簡単に探して予約できるのがこのサイト ⇓
今回はこのサイトを使い、アムステルダムならでは?の体験をした。
まず、Red Light District(飾り窓地区)探訪。
一人では行くのがためらわれる飾り窓地区に、ガイドさんの案内でグループで探索しようというものだ。
集合場所は駅近くのコーヒーショップ。この街のコーヒーショップとは、喫茶店ではない。日本でもスウェーデンでも禁止されている、マリワナが吸える場所である。
ここが待ち合わせ場所のコーヒーショップ入り口。(写真が横になってしまったのを直せません)マリワナが吸えるにしても守らなければいけないルールがあるようだ。
コーヒーショップの入り口にはこんな風に注意書き「ハウス・ルールズ」が書いてある⇓
案内のガイドさんはミカエルさんという若い男性。この日の参加者は私の他に、アメリカから出張で来たという黒人男性と、イギリスに住む20代のインド人男性だった。あと二人参加するはずだったが集合時間に遅れたので待たずに出発。
街中に運河が張り巡らされており、運河を巡るパーティー船が行き交う⇓
飾り窓地区は一階がいわゆるそういう商売をする場所で、その上は一般の人々の住居になっている。飾り窓のある不動産はオーナーがいて、窓にはそのオーナーの携帯番号が表示されている。ミカエルさんは、お父さんが飾り窓を経営している。そこで働く女性たちは個人営業で、営業する場所を借りるのだそうだ。
(飾り窓地域では撮影不可なので、写真はありません)
ミカエルさんは飾り窓地域に住んでいたこともある、生粋の飾り窓っ子。
街のあちこちで声がかかり、皆と知り合いのようだ。街角で立ち話をしていたら、中から金髪の女性が出てきた。
まるでプレイボーイ誌のグラビアに出てくるような美しい女性で、ドギマギしてしまった。(写真不可なので、後から記憶を辿ってイラストを描いてみました)⇓
こんな女性がいる飾り窓ってすごいな〜 と思っていたら、次の街角では、どう見ても私と年齢が変わらないのではないかと思える女性たちが、退屈そうにタバコをくゆらせながら、窓から覗いていた。
ここで働く女性の条件は21歳以上。人種や民族、年齢は多種多様だが、東欧出身者が多い。なぜかよくいたのがデーモン小暮のようなメイクをしている女性。変わった趣味のお客さんがいるのかな? 顔を見られたくないというのもあるかもしれない。
清楚系の若い女性もいた。(イラストが下手ですみません)
昔は騙されて連れて来られる女性もいたそうだが、殺人事件が起きたりして、今はかなり健全な場所となっている。
ミカエルさんが言うには、アムステルダムで飾り窓地区ほど安全な地区はないとのこと。あちこちに監視カメラがあるし(カメラは店の入り口には向いていないのでご安心を)、私服警官がいつも巡回している。
確かに思っていたほど危ない雰囲気ではなく、観光客のような男女も楽しげに行き来している。
ちなみに、ここでのお値段は、Xで50ユーロ、XXで100ユーロだそうだ。高いのか安いのかわからないけど・・・
しかし、詳しい解説が聞けて楽しい体験だった。ミカエルさんの飾り窓巡りツアーは、以下から申し込みをどうぞ: