ミュシャと竹久夢二
ストックホルムの郊外に、Artipelagという美術館兼レストランがある。Konstmuseum på Värmdö i Stockholms skärgård - ArtipelagArtipelag är en unik plats i Stockholms skärgård med konstutställningar, naturupplevelser, konserter, events, café och restaurang.artipelag.seバルト海の群島を臨む高台にある、とても静かで自然を感じさせる美術館なのだが、そこで10月までミュシャ展をやっていた。最近の美術館はどこも、マルチメディアを駆使した動的な体感型展示となっている ⇓このミュシャ展は世界中を巡回しており、プロデューサーは日本人女性なのだそうだ。ミュシャは日本で人気が高いもんなあ・・・ 昔、チョコレートのおまけにミュシャのカードが付いていたことがあった記憶がある。アールヌーボー時代に活躍したチェコのイラストレーター、ミュシャがどうして日本でそんなに人気があるのか?それは現代の少女漫画イラストの原型となったから、と思われる。さすがにこの点も掘り下げられており、ミュシャに影響を受けた漫画家・イラストレーター達の証言も紹介されていた。波津彬子氏 ⇓天野喜孝氏 ⇓日本人だけではない、インドの双子イラストレーター、シン姉妹 ⇓アメコミにも大きな影響を与えた。ジョー・カザーダ氏 ⇓他にもミュシャに影響を受けたアーティストは世界中に数多く。一方、同じ時代に活躍した日本のイラストレーター、竹久夢二は、その時代は一斉を風靡したが、その後に影響が続いているわけではなさそうだ。その理由を、ミュシャと違って夢二はデッサン力などの基礎がなかったからだ、と言われていて、なるほど・・・と思った。私は岡山市の竹久夢二美術館にも、プラハのミュシャ美術館にも行ったことがあるが、どちらも彼らそれぞれの世界に堪能できる素敵な美術館だった。プラハのミュシャ美術館で見た、ミュシャが子供時代に描いたイラスト。⇓ この年代だと、私の絵とそんなに変わらないのだが。