今日ちょっと驚いたことがあった。

 

「私には特に悩みがない」という人に出会ったのだ。(ネット上で、だけど)

今特に悩みがない、というのではない。その人は40代ぐらいだが、一生を通じてこれといって悩みがなかったのだそうだ。

 

すごい・・・ びっくり

私は物心ついて以来ずっと、大したことのない理由で悩んでばっかりの人生だったので、人というのは常に悩みを抱えているものだと思っていた。

 

その人(女性)は、高校進学も一番通学しやすい近所の学校に行き、お医者さんと近づきになれるかもというだけの理由で医療専門学校に進学し、卒業後は医療事務の仕事をして、むこうから結婚したいと寄って来た人物と結婚し、今にいたるというのだ。

若い女性は占いが好きなものだが、彼女は若い頃友達に連れられて占いの館に行っても、占ってほしいことは何も思いつかず、何のためにそこに来たのかわからないほどだったと言う。

 

すごいわー。そんな人もいるんだなあ。

そう言えば、高校時代にも進学先に何の迷いもなく、なりたい職業に一生振れがない、って人もいたよなあ。

気が多く、迷ってばかりの人生を送っている私には、そういう人たちがまぶしくてキラキラしかたないわ。

 

ひょっとして、私だって悩まず生きようと思ったら生きられたのかもしれない、と思う。

 

来るものをただ受け入れる。そうすれば。

 

少々遠くても偏差値が少しでも高いとか制服がカッコいい高校に行きたいとか、事務より看護師や医師になったほうがお医者さんと仲良くなりやすいとか、結婚相手は自分で選びたいとか思わなければ。

 

自分で何がしたいという強い希望や、人と比較してちょっとでもマウント取りたいとか、そんな気持ちさえなければ、けっこう悩みなく生きることは簡単にできるものなのかもしれないなー、と思いました。

まー、それを「ただ流されている」と表現しようと思えばできるのかもしれないけれど、それを自分が悪いと思っていなければ別にいいんじゃない?

 

強い上昇志向を持っていたり、常に他人からマウントを取ろうと構えていたりしたら、すごくしんどいものね。

そりゃー、悩み多い人生になるでしょうてへぺろ

 

悩みなく生きる方法、それは無理せず、ただあるものを受け入れること・・・ かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

(今日のスウェーデン写真)

 

近所の凍った湖の上を歩いていると、こんな穴? を見つけたよ。

 

真ん中の暗い丸は、氷の上に積もった雪を私が手で払い除けた後です。

ちょっと遠目に写真を撮ると、このようになるのだよ ↓

 

 

湖辺に住むこの⇑お宅に住んでいる人が、湖が凍ったらここの氷に穴を開けて、湖水浴を楽しむの。

ただ、一晩ですぐに凍ってしまうので、毎回いちいち氷を砕いて取り除かないと水の中には入れないのだがね。穴の周囲には、砕かれた大きな氷の破片が散らばっている。

 

私が通りかかった時は、また穴に氷が張って、その上にうっすらと雪が積もっていた。その中を見ようと、雪を払ってみた私(その部分は写真では黒い穴のように見えている)。

中はただ厚い氷だった。

 

この家に住んでいる人はきっと、家の中にサウナを設置しているのだな。まず氷を取り除いて穴を作っておき、それからサウナで熱ーく温まってから、雪道をババーッと走って、この湖の穴に飛び込むのよ。なんとも贅沢な自然の楽しみ方。

 

健康に良さそうだけど、心臓には悪そう?!