こんにちは! 久しぶりになってしまった更新でーす。今までみたいに週に数回は更新できないけれど、月に1、2回は必ず更新するつもりなので、よろしくお願いします。

ところで、この間某パーティーに行って、久しぶりにされてしまったんですよ。

つんっ

って。

それはスウェーデンで半分有名人のある女。ごく最近よくテレビに出ていたから、説明すれば、スウェーデン在住の人なら「ああ、あの人ね」とわかってくれるかもしれないな。
その程度の芸能人。

その女、私の顔を一瞬見るなり、「つんっ」って感じで自分の顔を背けたんです。
ちなみに私はその女と初対面、まったく口をきいたこともないし、彼女の知り合いが私のことを知っているということもありえません。

ちなみにその女とは、それから半時間ほど後で近くで話す機会があったのだけれど、その時にもまたその「つんっ」をされました。・・・ その場に非白人は私だけみたいだったから、そのせいかもしれないけど、それにしても感じ悪いわ。

スウェーデン生活はや20年になる私だけれど、そんなことされたのは ・・・ 何回かあるな。相手はいつも女だった。
しかし本当に滅多にないことだけれど。

そういう時はどうしたらいいかというと、まあこっちも知らんふりしておくしかないな。

いちご


普段生活していると、そういう無礼な輩に会うことは本当に滅多にない。私はこちらに住んでいるうち、だんだんわかってきた。

つまりここには

外国人がいていい所と悪い所

というのがあるのだということ。

レイシズムは絶滅した、と本気で信じている若者とかがスウェーデンにもいるが、彼らは
「外国人がいていい所」にしか出入りしたことがないのだ。たとえばリベラルな学校とか、インターナショナルな企業とか。

残念だが、仕方のないことだ。

以前、日本の文化関係のイベントで通訳をした時のこと。
参加する人が日本人もスウェーデン人もその他の国の人々も、皆知的で上品で感動したことがある。その頃の私の普段の仕事(本職)といったら、スウェーデンの田舎村からほとんど出たことがない田舎者の集まりで、子供たちはムラート(白黒混血)の同級生を「○ガー」と呼んでいたのである。ここなど、まさしく外国人がいて悪い所だった。

あーやだやだ。

とはいえ、どこかに行けばどこかでトンドモな人には出会うものだ。
と同時にそこでとても素敵な人と出会う可能性はより高いのだから(そう、そのパーティーにも、長年テレビで見た通りの人がいて、話をして楽しかったよ)、やっぱり行動はしてみるもんだよ。