母に言われて、弟と倉庫の片付けをした。
小さい頃からの本や手紙がいくつものダンボール箱に押し込まれている。
それらの内容を吟味し、どうしても手元に残したいもの以外は処分しろというのだ。
出てきた手紙は、まるで、ほんの数年前にもらったものみたい。
本当は30年以上前なんですが。
昔いただいた年賀状を読みながら、他の人も私の大昔の年賀状をこうやって読み返しているのかしらと思うと気恥ずかしい。
これらを全部捨てろなんて無理だわ。でもずっと持っておくわけにもいかないし。
毎日考えることはいろいろあるもんだ。
昔の物を片付けて捨てると同様に、「もう機能していない昔からの関係」も終わりにしなくてはいけないと思った。
どちらも勇気がいることなのよね。
でも、それをやらずして新しい世界を開拓することはできないんだから。
ほんと、この夏は変化の夏だ。