大学生の頃は自転車やバイクのツーリングにかまけてた自転車 ので、その頃の私しか知らない彼なら、今の私はちょっと意外かもね。

大学卒業後、当時始まったばかりの女性総合職として就職したもんだから、残業多いわ、休み少ないわでバテバテ。とてもツーリングどころじゃなかった。でも今思えば、万障繰り合わせの上続けておけばよかったな。
そしたらまた新しい出会いもあったかもしれないのにねえ。

それからスウェーデンに来て、子供ができて、ツーリングどころか一人で旅行なんて夢のまた夢となった。

なにしろ、自分のためにお金も時間も使えない。
家でできる、一番安上がりな趣味はなんだ! ・・・ 
と考えたとき、家にあるパソコンパソコン を使った創作を思いついた。のが、きっかけ。

作家を目指して気まぐれに?書き続ける、高校時代の栗原先輩にも影響を受けている(なので私のペンネームは、きっかけを作ってくれた彼を記念して苗字を栗原にしたのである。ただ、ケータイに書くには短い名前の方がいいらしいので、苗字は使わず、今は咲蓉子だけにしている。この名前の由来は、友人の夢の中で私がそう呼ばれていたらしいことによる)
ケータイ小説の普及により、私のこの趣味が実益を兼ねることもあるのは、とてもうれしくありがたいことだ。創作でお金をいただけるなんて。


でも、もし私の結婚相手がアウトドア好きな人でそっち方面に理解ある人だったら、きっと私は今頃、文筆じゃなくて登山を趣味としていただろう。

人生ってどう展開するかわからないものだね。
もうツーリングなんて無理だけど、子供は大きくなってきたことだし、これからはもっと旅行がしたいなあ。