議員報酬が増額される | 栗原もとき オフィシャルブログ Powered by Ameba
野田市議会12月定例議会が閉会しました。


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審議した議案などは以下の通りです。


・議案22件
野田市から提出された議案

・陳情2件
市民からの直接の要望

・請願3件
市民が紹介議員を通しての要望

・発議7件
議員からの提出議案


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議案第15号に関しては野田市議会議員の議員報酬(期末手当)を増額しようとする内容です。


今年度の野田市議会3月定例議会でも同様に議員報酬の増額に関する議案上程され可決したばかりですし、私は増額には反対の立場です。


その際に発行した議会報告でも、その点については反対の見解を述べております。


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今回も賛成多数で可決されてしまい、来年は年間を通して45,000円の増額となります。


今回の議員報酬の期末手当が増額した背景は人事院勧告に基づくものです。 


人事院とは、国家公務員の人事管理を担当する第三者機関であり、公務員に代わって給与等の勤務条件の改定について国会や内閣に勧告をします。 


これを受けて、地方公務員の給与や地方議員の報酬も改訂される流れとなり、今回も野田市の職員給与を改訂するとした議案が合わせて上程されています。


しかし、地方自治体の事はそれぞれの地方自治体の判断で行う事ができますので、議員報酬を増額しなくても良い訳です。


また、仮に行政側の提案として、議員報酬の増額の予算案が組まれたとしても、議員の過半数以上が反対をして予算を否決すれば、議員報酬の増額をストップする事ができます。


厳しい野田市の財政運営のなか、なぜ増額に賛成なのか。


増額する事が議論されずに物事が進む事はあってはなりません。


正当で公平な理由がない増額に対しては当初から一貫して反対です。



野田市議会議員
栗原もとき