公務で高崎へ | 栗原もとき オフィシャルブログ Powered by Ameba
本日は所属する建設委員会の議員7名で第65回利根川治水同盟治水大会へ参加するため群馬県高崎市へ市役所からバスで向かいました。





☆利根川治水同盟とは
昭和22年9月、まれにみる大型台風「カスリーン」が関東一円を襲いました。太平洋戦争後間もない時期であったため、国土の荒廃が著しい状況下でのカスリーン台風は、わが国第一の流域面積を誇る利根川を氾濫させ、群馬、栃木、埼玉、茨城、千葉、東京の1都5県にわたる広い範囲において、幾多の貴い生命・財産を奪いました。

特に、埼玉県東村(現加須市)での利根川右岸の決壊による濁流は東京にまで及び、40日間の長期にわたり冠水を余儀なくさせるほどでした。
カスリーン台風の被害があまりにも甚大であったので、利根川の早期改修によって流域住民の生命と財産を守るため、本同盟の前身である「利根川治水期成連盟」が、昭和23年4月11日、1都5県流域自治体で結成されました。この結成大会は、利根川の決壊箇所に近い埼玉県栗橋小学校の校庭で開催され、1都5県の流域住民など多数が参集し、利根川の早期改修を訴えたのです。

当時、この利根川治水期成連盟とは別に、利根川の治水・利水についての技術調査を目的として活動していた「利根川治水協会」がありましたが、利根川治水期成連盟は、目的を同じくするこの協会と合併して運動を強力に進めていくこととし、昭和25年2月19日の合併により、現在の利根川治水同盟が正式に発足いたしました。
本同盟は、「利根川の治水及び利水に関する方策を考究するとともに事業の促進を図り、もって天災を防止し、天恵を活用し人類の福祉増進に寄与すること」を目的としており、第1回大会を同盟発足の日に群馬県前橋市において開催して以来、毎年治水大会を各地で開催し、国会及び政府関係機関に、利根川治水・利水・環境事業の早期完成を要望するとともに、治水関係者や流域住民に対し、治水・利水・環境事業の重要性を訴え続けてきております。そして、今年は第65回利根川治水同盟治水大会を、群馬県高崎市の群馬音楽センターで7月23日に開催いたします。

構成団体
東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、利根川流域105自治体・団体等

役員構成
会 長 林 幹雄(衆議院議員)
副会長 野本 陽一(埼玉県議会議員)・細谷 典幸(茨城県議会議員)
その他 理事等の役員は沿川自治体首長等で構成されています。
事務局 東京都建設局河川部管理課


会場は群馬音楽センターです。



ゆるキャラの御出迎えです。



多くの人でにぎわってます。



開会前には演奏でのおもてなしも。



ホール内はとても広いです。



専門性のある教授の講演も。



大会の締めは次期開催都市の野田市長の挨拶です。