柏市がご当地「柏カレー」の誕生させ地域を活性化 | 栗原もとき オフィシャルブログ Powered by Ameba

柏市の人気カレー店「ボンベイ 」や市内の農畜産物生産者が共同で開発を進めてきたご当地カレー「柏カレー」2種が完成し、22日から市内の百貨店などで販売される。



食材に地元産の完熟トマトや柏のブランド豚「柏幻霜ポーク」を活用。

これまでになかった日持ちする柏土産として地域を盛り上げる。



柏カレーは柏幻霜ポークとゆで卵が入った中辛の「柏キーマカレー」(735円)と、野田市産の地養鶏を使った辛口の「骨付きチキンカレー」(630円)の2種で、いずれも市内産トマトを使い、柏市民の多くに長く親しまれているボンベイのオリジナルレシピを基に作り上げた。



トマトは糖度が高く味も良いが、裂果のため販売できず廃棄されていたものを活用した。

開発に協力した3農家では毎年計1・5トンのトマトを廃棄しており、「何とか活用できないか」と協力を決めたという。全国一の収穫高を誇る柏市産カブにボンベイのスパイスを効かせ、ハート形に加工したピンク色のピクルスも開発し、カレー各2個とピクルス350グラムを合わせたセット商品(3465円)も合わせて販売する。



柏出身のミュージシャン、パッパラー河合さんが商品ロゴと4コマ漫画の挿絵を担当し、食材からパッケージまで柏にこだわった。ボンベイの磯野晃一店長は「柏の魅力がいっぱい詰まっている」とPR。

開発をプロデュースした料理店経営会社ミスズの鈴木秀一社長は「日持ちする柏土産は少なかった。

柏市外の人に新たな柏の土産として贈って」と呼び掛ける。



22日から、高島屋柏店とそごう柏店、道の駅しょうなん、農産物直売所「かしわで」などで販売され、4月からは、インターネット販売も開始する。






ご当地グルメとは。

日本の特定地域内において、地域振興活動の一環として伝統にこだわらず開発・発祥・定着した料理の総称と言われていて、「御当地人気料理特選」や「B級ご当地グルメ」などもこの一種です。

近年、各地でご当地グルメを利用した地域振興活動が盛んに行われており、雑誌やテレビなどでも多く取り上げられています。



このように地域活性化の一貫として、多くの自治体で取組みが行われています。

野田市でもNODA-1グランプリがありましたが、惜しくも4回で終了してしまいました。

とても残念です。



今回、柏市のやり方には7つの特徴があります。


①商材が市内の人気カレー店である事


②地元の農畜産物生産者と共同で開発し街に住む人達も開発から参加している事


③地元産の食材を使用し柏市の特色を強めている事


④開発に協力した3農家の廃棄予定トマトを利用する事でコストが抑えられ双方にメリットがあること事


⑤「全国一収穫高」の柏市産のカブでピクルス開発をしてブランディングに付加価値を与えている事


⑥パッケージ担当に柏市出身の有名人を利用している事


⑦販売体制に市内の大手百貨店などを使用できる市の強みがある事



食材には野田市産の地養鶏も使用されてはいますが、食材の入り口~販売の出口まで全面的に柏市が押し出されています。

顧客側の立場であればぜひ1度食べてみたくなる仕掛けです。



私も「ボンベイ」には何度も行った事がありますが、何時行っても混雑しています。

味はとてもスパイシーでおいしいです。

インド旅行した際に食べた本場の味を感じました。



辛さが段階的に選べて、カシミールカレー(極辛口)を食べると直後に身体からカレー臭が漂います。

体中の汗はしばらく止まりません。

リピーターが後を絶たないのでこの辛さが病み付きになるのかもしれません。





私達の住む野田市には農畜産物、特産品、歴史、文化、自然など様々な資源があります。

私が野田市のお役に立てる時がきた際には、地域を活性化する取組にそれらを活かし、野田市を積極的にブランディングして行く活動をお約束します。