四日市滞在三日間のうち、後半の二日間は、文化会館での「三泗小学校音楽会」に招待演奏として呼んでいただきました。

 

「三泗」は、三重郡と四日市市を合わせた地域の名称だそうで(『四』になぜか『氵』がついているのが素敵)。このイベントはその三泗地域にある小学校(47校ほど)の合唱・器楽合奏の発表会と言って良いのだと思います。参加する学年は、学校によって4年生だけだったり6年生だけだったり、二学年合同だったりとまちまちですが、人数が多いので入れ替え制で四公演に分かれていて、一日に二公演、午前と午後に一公演ずつ、二日間に渡って行われます。つまり、われわれの演奏も一日2回、二日間で4回ということになります。

 

それにしても子供達の合唱や合奏が、どの学校もじつにすばらしくて、聴くたびに感動してしまいます(それを舞台袖で心配そうに見守る先生方のようすも微笑ましく)。その分、ゲストコーナーでもプレッシャーがあって演奏をきちんとしないと、と普段より緊張してしまいましたなあ。

 

最後に先生方の合唱にも演奏で参加するのですが、途中から客席の子供達が一緒に歌い始めると大ホール全体に響き渡る歌声が想像以上に素晴らしく、この地域は音楽的にも恵まれているなあと感じました次第。貴重な体験をさせてもらいました。

 

 

四日市滞在中に記事を書こうと思っていたのに予想以上に時間がなく、遅い更新となりました……、うーむ。

 

栗原