フエブロを書くのは久しぶりです。暑い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?

さて、本日は「栗コーダー&フレンズ 「おさるのかごや」JAPAN TOUR」の最終日である10月14日(金)、渋谷duo Music Exchange公演の前売り発売日です。情報の行き違いなどがありまして、月刊笛仙人では渋谷での公演だけ発売日が違うことをお伝えし損ない、ご迷惑をおかけしました。東南アジアツアーを経てチームワークもバッチリの栗コーダーカルテット+ビューティフルハミングバード+知久寿焼の演奏をぜひ聴いていただきたいです。
http://www.duomusicexchange.com/schedule/2016/10/index.html


さて、せっかくなので、一昨日の新十津川の公演の折に、札沼線で会場へ向かった話でもしましょう。

札沼線は札幌から新十津川までを走る(正確には桑園からになりますが……)JRの路線で、最近では学園都市線という愛称で呼ばれています。僕がこの線に興味を持ったのは小学生の頃。北海道の鉄道路線図を見ていて、それなりに長い距離をそれなりの駅数を持っているのに他の路線と交わることが無く、海でも山間地でも無い郊外を走る路線ということで何となく目についたのでした。



上記路線図は1980年の時刻表のものを引用しましたが、札沼線の位置はおわかりでしょうか?札幌の隣の桑園から右上に向かって延びている線です。
(僕の記事はクリックすると画像が大きくなりますので、写真などもぜひ大きく見てください)

今回、新十津川での公演の話があったとき、まずこの路線に乗ることを思いつきました。そして、時刻表で調べると、何といまや新十津川まで行く列車は1日に一往復のみ。幸い朝の時間帯なので、前日札幌に泊まってその列車に乗れば、そのまま会場入りすることもできます。というわけで、他のメンバーは会場近くの滝川に泊まったのですが、僕と川口君は札幌に泊まり、朝6時台の列車で新十津川を目指しました。

直通列車が無いため、途中の石狩当別で列車を乗り換え、新十津川までは一両のみで走るディーゼルカーで向かいます。


単線につき、途中駅で列車がすれ違うための22分停車などというのも味わいがあります。



新十津川着。駅舎が何ともいいですね。



駅の時刻表。9時28分に到着した列車が9時40分に発車します。日本で一番早い終電です。



なんだかうれしかったのは、駅に列車がついた時、保育園の子供達が絵葉書を渡してくれたこと。



これはうれしいですよね。