熊本の地震の被害に心を痛めております。
被災した皆さんが一日も早く平常の暮らしに戻れるように祈っております。



この週末、栗コーダーカルテットは西の方角へ出かけました。





16日は大阪のムジカジャポニカで「午後のミニライブ」と称して、三人だけで1時間強のライブ。昨年の春に栗コーダーカルテットが今の形になってから、イベントなどの短い時間を除けば、いつもゲストやサポートを交えてライブをしていて、三人だけのワンマンライブは初めてとなります。どうなることかと思いましたが、満員の客席の皆様の暖かい雰囲気にも助けられ、思いの外楽しんで演奏することができました。何となくバンドの結成の頃の雰囲気が思い出され……。課題もありますが、時々こんなライブをやるのは良いなあと思いました。




昼間のライブを提案してくれたムジカジャポカ、告知期間が短かったにも関わらずお越しいただいた大勢のお客さんに感謝します。




昼間のライブの後は、鳥取県智頭町へ移動。明日のライブの主催者宅(築120年の古民家!)で歓迎会を開いていただき、楽しく夜が更けていきました。



さて、17日は鳥取県智頭町の御柱祭りと連動したスペシャルライブ。夜中から明け方に激しい雨が降りましたが、昼前には青空が広がり、とても気持ちのよい天気となりました。



御柱祭りというと、長野県の諏訪のお祭りが有名です。智頭町の御柱祭りも地元の諏訪神社へ御柱を奉納するものなので、諏訪のお祭りと姉妹関係にあるものではないかと思います。




醤油醸造工場跡地が会場のこのスペシャルライブ、知久君と一緒です。知久君が1ステージ、そして栗コーダーカルテットに知久君が参加して四人で1ステージ。最近栗コーダー&フレンズで知久君と一緒に演奏する機会は多いのですが、この四人だけでライブをするのは初めてですね。何とも楽しいライブでした。昨日の三人だけのライブでバンド結成時の雰囲気を思い出したのですが、その翌日にバンド結成のきっかけとなった知久君と演奏するのも感慨深いものがありました。




会場の建物の外まで人が溢れていました。




外から知久君のステージを望む図。


このライブを主催してくれた島田さんは知久君や栗コーダーの音楽を本当に愛してくれていて、最初にいただいたメールからその熱量が溢れていました。リスクの大きい投げ銭のライブというのにも驚きましたが、それによって幅広く多くの方に足を運んでいただくことができたのではないかと思います。島田さん、そしてスタッフの皆さん、どうもありがとうございました!

智頭は各所から移住してきた家族も多く、会場ではたくさんの子供が走り回っていました。移住したくなる魅力のある土地なのでしょうね。またゆっくり訪れてみたいと思います。


というわけで、短いながらとても有意義な二日間の旅でした。
この後、栗コーダーカルテットのライブは2週間ほどお休み、次は金沢のラ・フォル・ジュルネでお会いしましょう!


関島