立川志の輔。寒空はだか。栗コーダーカルテット。
こんな三者のホール公演が開催される日が来るとは。

20年近く前、立川談志師匠の国立演芸場のひとり会を
見に行ったとき、たまたまはだかちゃんに再会した。

それ以前に会うときは、スイマーズというバンド、
もしくはマシュマロウェーブという劇団を介してだった。

その頃、まだ栗コーダーは存在せず、
僕はロック系のバンド活動を徐々にフェイドアウトして、
個人として、青山陽一君やメトロファルス、
ハイポジのサポートなどを始めていたと思う。

同時にジャズの老舗ライブハウスで音響のバイトなどを
しながら、その合間に志らくさんの落語教室の聴講などを
していたものでありました。

志らくさんも談春さんも昇太さんも、
まだ真打ちに昇進していなかった時代。

昨日の打ち上げでは、志の輔師匠のお弟子さんたちが、
甲斐甲斐しく我々の世話をして下さいました。

かつて、ゴロゴロ会館で行われた「浅草談志の会」の打ち上げは、
毎度、馬車道の小さなお店で開かれていましたが、
そこに末席で参加したこと数回。お弟子さんたちが、かなりの
緊張感のなかで、打ち上げの世話をしている姿を思い出す。

昨日の彼らも10年もしないうちに
素晴らしい師匠になるんだろうなあ。

当時の馬車道の店主、競馬好きの健坊さんも、
談志師匠も今はいませんが、
浅草に行くと、あのころの事を思い出します。

今日は清瀬で懐かしい気持ちになりました。
スタッフのみなさん、木村万里さん
素敵な場を与えて下さってありがとうございます。

写真は、
当時と見た目のほとんど変わらないはだかさんとほぼ別人のわたし。
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川口