先月で放送の終わった「つり球」のスタッフ打ち上げに4人で行ってきました。作画、音響などのスタッフ、それに声優さんなど、ものすごい人数が集まっていて、改めてアニメーションを作るのに多くの人がかかわっているということを実感しました。そして、どの人も笑顔で、良い作品にかかわれたという満足感を皆が共有しているように感じます。僕らも同じくで、この作品にかかわれたことに感謝したいと思います。



さて、この写真、どの役の声優さんと一緒に撮ったかおわかりですか?

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ケイト役の平野文さんと平八役の古川登志夫さんです。平野さんと古川さんと言えば「うる星やつら」のラム役とあたる役で一世を風靡した声優さんでして、思わず一緒に記念撮影させてもらいました。「つり球」の声優の起用はなかなかに豪華で、「え、あの声の人が」というような方がずいぶん出演されています。そのあたりのキャスティングが絶妙で、たとえばこのお二人の出演は最初から監督の強い希望だったとか。平野さんは初のおばあさん役でしたが、何とも素敵にこなされていました。



さて、サウンドトラックのアルバムが発売まであと一週間を切りました。「つり球」の特徴として、高校生の友情や青春を描いた部分と宇宙人がらみのSFやアクションの部分が程よくミックスされているということがあります。そのため、音楽もずいぶん幅のある楽曲が求められることになりました。おかげで自分でも作ったことのないようなタイプの曲が作れたような気がします。サントラアルバムは全41曲入り、なかなか楽しめますよ!

つり球 オリジナル・サウンドトラック/(アニメーション)

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関島