もう日が替わってしまいましたが、
昨日は恒例のボジョレー解禁日。

夕方までビジネスメールなどを書くのに手間取ってしまい、
出遅れつつも自分にお疲れがてら、町に出てみました。

まずは渋谷。お、知った顔!
帝国のマーチのクリスマスバージョンなどを
録音しておくといいかな、なんて思う渋谷の交差点。

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渋谷駅のまわりでもボジョレー騒ぎ。
ま、樽から試飲を出してるってことですが、
けっこうな列になっておった。

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で、渋谷の馴染みの店に行ったら、
こっちは本日限りの樽からのグラス売りが、
売り切れになってたので、銀座店に移動。

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もうすぐ無くなってしまうのかあ、有楽町マリオン。
かつての朝日新聞社屋と日劇跡にできて、
日劇が無くなる時には、
タイガースやスパイダースなんかが再結成して
ライブをしてたなあ。

その場所がこうなったんだねえ、
などと思った日々すら過去のものとなろうとしています。

そのビルにある映画館の、
更に上にある有楽町朝日ホールには、
志らくさんとか談春さん、昇太さん?だったかなあ、
何人かの真打ち披露の会に行ったものであります。

ここの映画館も好きだったなあ。
ここでコンサートをやってみたいなどとも思ってました。
そして、わたし程度の新参者にすら銀座は変わりゆくのであった。

なにせ読売会館のあるそごう
今やビックカメラだもんなあ。

むしろ替わってからのほうが縁がありますけどね。
そういえば心斎橋そごうが無くなったのはショックだったなあ。
お、話がズレた。

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無事、樽出しを飲めました。今年はこんな感じね。ふむふむ。

で、落ち着いてその店の奥のテーブル席で
ボトルを開けてみたりする。
ここで飲んでるのはリーズナブルって理由のボトル。
ぶどうから作ったジャムが入っている
チーズなんかを合わせてみる。
ほの甘くてうまい!

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こういった嗜好品をウェブ上でいろいろ評価をするのは
苦手なので、値段からして、かなりいい感じと書いておこう。
お目当てのは手持ちで持って帰りました。

今年は3千円前後でうまく選べばおいしいのが
見つかるって感じですねえ。
数年前に大阪の大丸で買った5千円くらいだったかな、
帽子を被ったおじいさんの白黒のエチケットのそれは
衝撃のうまさでした。お、語り過ぎた、あぶないあぶない。

ついでに語り過ぎてみるならば、2003年にパリの
バスティーユ広場にあるイタリアレストラン(だったかなあ)
で飲んだボジョレーが衝撃の旨さで、普通のが3ユーロ、
タイユバンやらフォーションで6ユーロくらいのところに、
それは店売りとはいえ一本20ユーロでした。
瓶の口が鑞(ロウ)で塞いである本格的なもので、
レストランにだけ卸されているものだったようです。

パスカルズのツアーに遊びに行った時ですね。
あまりのうまさにみんなで飲みまくってました。
(ってことはパリと大阪で解禁日を迎えたことがあるってことか。
なんだか妙にめでたいなあ)。

その2003年にブルゴーニュのボーヌのワイン祭りに行ったり、
解禁日においしいボジョレーを飲んだりして、そのとき初めて
ワインっておいしいなあと思ったような気がする。
それまではかなりビール一辺倒だったなあ(遠い目)。

お、ニュースでは来年からペットボトル入りのはボジョレー
って呼んではいけないことになりそうだね。
品質保持とイメージの問題らしい。

少なくとも早飲みする限りは、なかなかリーズナブルでそれも
よいと思いましたが、やはりワインはイメージの飲み物だよなあ。
ペットボトルに移し替えると、酸化しなくて長持ちするけど、
どうもおいしそうに見えないしなあ。
(ぼくはグラスの横に空き瓶をあえておいて、そこから
ワインを注いでいる気分になってごまかしてみたりしている)。

で、ちなみにボジョレーではなくボージョレらしいのう。
え、いつから?

川口