うーん、少し時間が空いてしまって、しかも明日はサムズアップのライブ。タイミングが悪い。
しかし、ここは何かしらまとめておかないと次に進めない気がするので、やってみます。写真を多めにしようかなっと。風景っぽいのはクリックして拡大で、より楽しめるかと。
二日目は観客目線でちょっとはずかしく。デジカメの特性を利用して、時間だけ妙に詳しくしてみた。


9時20分起床、10時45分ホテル発 今日も天気は良さそう。


11時57分 会場パーキング用エリア着

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バルーン(見えるか)が目印になってるんだな。目的地はだいぶ先のようだ。


12時01分 メインのSUN STAGE(左端)裏

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思ったより近かった。機材車が所狭しと並ぶ。


12時03分 バックステージ

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早速知人に会う。サックスの佐藤公彦氏、アマチュアバンド時代からの仲間。今日は矢沢永吉のバンドのホーンセクションで来ているそうだ。
じつはこの時、至近距離に矢沢永吉氏に良く似た人物を発見、ビビって思わず腰が引ける。握手くらいお願い出来たかもな~と後悔。じつはこちら、今日は矢沢永吉のステージに間に合うように活動を開始している。
バックステージのカフェで果物と飲み物を少し、これを朝食とする。

12時54分 矢沢永吉@SUN STAGE

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(この程度の写真なら大丈夫ですよね。以下同じ)

わかりにくいけどタオル飛んでます。この風景、初めて見た!!!あればオレも投げたかった……。
12時30分スタートで13時05分まで、何とたった35分間!さすが!!!


13時06分 同じ場所。左側をみる

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13時19分 バックステージ

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矢沢永吉本番終了後、ホーンセクションの二人(公彦とヨーカン)と、客の川口君と楽屋前で。ドキドキすることなかれ、ご本人はすでに退出されておられます。


14時xx分

この後、みなさんとカフェでゆっくり昼食。忙しくなるこれからに備える。久っしぶりの人にも何人か会う。


14時30分

SUN STAGEで14時30分スタートのエレファントカシマシを20分間堪能後、次へ移動します。
このあたりで川口君とは成り行きで別行動になった。

15時21分 ZAZEN BOYS@RED STAR FIELD

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メインステージに一番近いRED STAR FIELD。
なんだか良くて、ここで予定より長くなり、この少し先のGREEN OASISでやっているホフディランを聴く時間が少し減ってしまった。川口君によれば、フェスではこういうことがしょっちゅうだと。

15時33分 GREEN OASIS~BOHEMIAN GARDENの間の道

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BOHEMIAN GARDENに向かう。会場内にこんな長い道があったりする。メイン会場からは遠いんだが、夏休みっぽくてちょっと楽しい移動ではある。


15時50分 星野源@BOHEMIAN GAEDEN

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昨日、栗コーダーで演奏させてもらったステージだが、自力で歩いてくるとまた印象が違うものだ。長い道のりののち辿り着いてほっと安心。干し草の敷かれたここは、本当に落ち着く場所(客席の後方はテントサイト)。
しかし。15時40分からのステージを20分だけ観て、SUN STAGEまで20分ほどで戻らねばならない。立ち去るのがつらいのよ。
星野氏はゲゲゲの女房で弟役もやってますね。ギターも上手いし多才だなあ~。


16時10分 さっきの道(逆方向)

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来た道を単純に戻ります。タテ位置で撮ってみた。


17時39分 山下達郎@SUN STAGE

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16時30分からスタート。戻ったのは、これはしょっぱなから観ないと!ってことだったわけです。近くでみてたドラムの夏秋君からメンバー情報などを教わってより深く楽しめた。最後のハンドマイクでの「さよなら夏の日」でじーーん。


17時xx分

記憶が混濁しているので定かでないがたしか空腹に気づき、バックステージのカフェでカレーライス100gほどを俊速で立ち食いしたような気がする。今日のカフェはさすがに人が多い。


18時01分 再び移動

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エリア内に関所みたいな場所が所々にあって、手に巻いたパスをスタッフに見えるように、高く上げるのです。


18時15分 ムーンライダーズ@GREEN OASIS

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……をやや遠巻きなポジションから。
近くも迫力あって良かったが、オープンなステージは少し離れた場所でも気持ちいい。


18時33分 MOON CIRCUSに向かう

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両側のテントの先、中央の白いテントがPAと照明のブースになっている。その先がステージ。
18時40分からPLASTICSを。徐々に日が暮れて来てて、休みなしなので疲労がピークに。汗でベタベタのTシャツが冷えて来たのでこれはまずい。長袖のシャツに着替える。暗くなった頃、地べたに座ったまま5分ほど寝てしまったようだ。


19時42分 MOON CIRCUS BOHEMIAN~GARDENの途中の道

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移動中に突然花火があがる。イキなはからい。しかしポジションが悪い。茂みでよく見えない。抜けた後いちおう撮ってみたがひどい写真だ。茂みのライトアップの方が目立つし、すべてにわたって酷い。くたびれて気力も足りなくなっていたのだな。

19時44分 BOHEMIAN GARDEN再び

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なごみのこの場所もすっかり夜。少し休憩。
冷えて来たのであたたかいものが飲みたい。「コーヒー 焼酎」と書いてあったので、コーヒーのほうをくださいと言ったら「コーヒー焼酎なんですが」と言われ、がっかり。並んでるの変だもんね。替わりに焼きそばを。暖かいもの、というくくりで納得してください。
ところで焼きそば、ちょうど焼きたてジューツ!ってのがうまそうで頼んだっわけだが、渡されたのは作り置きのパックされたもの。敗北感……。いや、それでもなかなかおいしかったですが。
そうこうしているうちにバンバンバザールのサウンドチェックが始まり始めた(ちょっと前の川口君のコメントも参照してください)。


20時27分 バンバンバザール@BOHEMIAN GARDEN

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じつにイカす!拡大版6人編成でのゴキゲンなサウンドに、最初から盛り上がって立ち上がるお客さん(オレもだけど)。さっきまではみんな干し草の上で座って待ってたわけです。

20時30分 同じ場所

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盛り上がるお客さんを「待って待って、オレたちそんなバンドじゃないから」「下がって下がって」「座ってねー」みたいな感じでうまいことしずめる福島さん。うーん、オレはそういうの大好きだ。こういうことをまったくスマートにやってのけてるってのはバンバンバザールならでは。

この日のこのステージは、最後まで一部のスキもないほどすばらしく、笑った泣いた。じーん。自分の中では伝説となりました。この場にいた皆さんも同じ気持ちだったのではないだろうか。
あまりにいいので、途中でUAに移動の予定を断念。しかしそれ以上の収穫だ。UAもたいへん素晴らしかったそうだ。

21時15分ごろ

BOHEMIAN GARDENのステージ裏に回りメンバーと少し話をして、再び歩いてメインステージ裏のカフェまで移動。それにしても良く歩く日だ。おや、バンバンバザールで疲れがすっかり取れている!

22時xx分~しばらく

カフェで川口君や芳垣さんを発見、しばしなごむ。この後も魅力的なライブが続くのだが、自分はこの日はバンバン…で打ち止め!に決定。バックステージの知人のみなさんにあいさつなどしてホテルに戻る準備を。


23時34分 バックステージ

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どういう流れか、グループ魂の「石鹸」そして「暴動」氏と。
旅は道連れ、札幌の知人の車でホテルまで搬送してもらいました。
この頃には、直射日光と数々のライブで楽しくなっちゃう物質が出ているみたいで、もう顔がヘンだもんね。魂っぽく言うとオレは「たて笛」とかになるのか。違うな。


24時だいぶ過ぎて、ホテル着だったか。その後はまあ、この日もなかなか眠れず。脳内も未整理のまま。ちょっと変な感じなのが自分でもわかったのです。

ふーっ、そんな長い一日でした。読んでても疲れたでしょう。

感想はあまり書いてませんが、ステージはそれぞれに本当に素晴らしいのです。そういうものをまとめて、体を使って楽しむのがフェスティバルなんだなと。
自分はデートコース(ペンタゴンロイヤルガーデン=DCPRG)時代に、このRSRほかいくつか出演したことはありますが、殆どが演奏終わるとすぐに戻りで、このように楽しんだことはなかったのです。それで盛り上がって、こんなに細かく記録を書いてるんだと思います。

しかし。
わたしの文章力なんかでは、写真をまじえてもどうしても伝えられないのが、会場の空気感で、たとえばいい曲いいライブに聴き入っていると、ふと吹いてくる風の気持ち良さで、とてつもなく幸福な気持ちになったりする。今回も何度も何度もあったのですが、その極めつけがバンバンバザールだったわけです。あ、こんな気持ちは皆さんの方が良く知ってるかも知れませんね。

この二日間、出演のちあれこれ観て回って、自分ももっともっと良い音楽を作って行かなくては!と強く思いました次第、がんばります。

 ※  ※  ※

思えば話の始まりはここからだった。最後に再掲載。
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 ※  ※  ※

そして明日は横浜で気楽なワンマンライブ。
決意のあとで何ですが、ワンマンはゆるりとやらせてもらう予定です。面白さ、魅力ってのは、まったくどこにあるかわからなくて、じつに奥深いもので。19時30分から横浜サムズアップにて。よろしくどうぞ。


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追記します(8/21)。

翌日8月16日、いや違う、15日は、8時30分起床、9時台にホテルを出て千歳空港まで。
途中で雨ですよ、ほら。いやー、フェスの両日は天気が良くて良かった! 野外イベントで一番支配力の強いのは天候であろうか。

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千歳に向かうバスの中から

11時台の飛行機で東京戻り。羽田降りたらモワッとボヨヨンと生暖かい空気が……。北海道も暑いなあー、とは思っていたけど、こうして比べると全然ちがいますね。湿度が違う。
そうして東京はこの日から2~3日、猛暑日となるわけですね。

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羽田にて

一旦帰宅し仮眠のち夕方から再始動の予定が、遠方ヨリ友キタルで会話がはずみ妙なテンションに拍車がかかり、そのまま夕方となり、加藤千晶+図書館のライブを観にマンダラ2へ。客です。
たぶん自分はちょっと変な状態だったと思いますが、充実のライブ内容に、さらに妙な状態になっていた恐れがあります。今さらですが周りの方々、ご迷惑をかけていたらスミマセンでした。

図書館は田中亜矢ちゃんのボーカルまで含めみんな音色が良く、周波数帯域分布のバランスがものすごく気持ちいいバンドなことを再確認。フェス帰りなのをいいことに、どこのステージだとぴったりくるか(ハマるという言い方が適切なのかな)、想像して勝手に楽しくなっていた。

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宮崎→「どうやったらそんな曲作れるんですか?」←加藤
(演奏終了後、マンダラ2にて)

会場内で軽い打ち上げの後、どういう流れか宮崎さんと牛丼屋に入って、コード進行と曲作りの話をずーっとしていたのですが、これが思いのほか楽しくって、疲れと気持ちの良いライブとの妙な相乗効果のせいか、現実かどうかボヨヨンとよくわからない印象……加藤さん、図書館のライブを通って、ここまでがオレの夏フェスだったわけです。

……ちょっとした細部を省略しないようにしたかったんで、長くなってしまったね。おつきあい、ありがとうございました。


栗原