確定申告終了してライブを聴きに

　先日のNHKでの栗原さんの劇伴録音、帰宅後にデジタルカメラの中をのぞいたら一枚も写真を撮っていなかった。どうやらフィルムカメラに専念していたらしい。画像がないとブログが書きにくいというもどうかと思うが、写真があると間が持つのは事実。それにしても、ああいう大編成で一度に録音するのは楽しいものだ。


　さて、昨日は確定申告が終わった。表計算ソフトを使うともっと楽なのかもしれないが、今年も慣れ親しんだVZエディターの計算マクロとHP200LX内蔵の電卓にお世話になった。



　戦い終わって…、書類の山。

　書類の提出に、いつもは電車か自転車で行く税務署まで歩いてみた。20分強の道だ。途中に東京に出て最初に住んだアパートがある。数年ぶりに見てみたら、アパートが無くなって新築の一軒家が建っていた。築年数を考えると無理もないが、ちょっと寂しい。三畳一間、家賃9000円、もちろん風呂なしトイレ共同。



　この道を曲がり、



　この路地にあったのだが…。　


　税務署に着くと、例年に比べて人が少なくて驚いた。この時期はいつも人でごったがえしているのだが。e-Taxを利用する人が増えたのだろうか。


　確定申告が終わって一仕事終わった気分になり（実は全然仕事ではない）、渋谷のBar Issheeにベルリンから来たサックスとドラムのピエールとハンス、それにテューバの高岡君のライブを聴きに行った。１部は３人のソロ、２部はトリオという構成。ベルリン組は毎日違った感触の演奏をしているらしいが、昨日は空間を感じさせる弱音の音響的（いいかげんな表現ですが）な演奏。高岡君は奔放でしかもグルーブ感がすごくある即興。特殊奏法もいろいろ使っているが、どれも本能的に自然に使っている。あんな演奏をする人は他にいないだろう。



　ピエールのスティックケース。バイオリンの弓や糸ノコも見える。

　来月11日に高岡君と同じBar Issheeでテューバのデュオをやります。





　深夜、帰宅。