阪神淡路大震災から昨日で丸15年。
今月13日には西半球の最貧国ハイチの首都ポルトープランスで震度7の地震が起きた。
突如として訪れた災難に対して、それぞれの立場で何ができるか。
インド洋津波、阪神大震災の遺児がそれぞれに街頭募金を行っていると聞く。

阪神淡路大震災の際には、直接現地に駆けつけて協力をした友人もいる。
それをきっかけにできたバンドもある。

自分はそのとき何も出来なかったように思う。特定の地域における災難に対して自分は何をできるのか、何をすべきなのか、いつも考え、かつ迷っている。もっと身近な災難で具体的に協力すべきことがあるんじゃないか、とか。遠くの平和や愛は語れても、隣人に対してのそれは表現しにくいところがあるとかも考える。

数年前のこと。ニューオリンズの津波、新潟の震災。自分に縁のある二つの地域での大災に対して自分が出来ることは、それを忘れないために曲を書くこと。そして、その地域に対して何時も興味を持ち、その情報を発信すること。自分自身がその地域に、方法はなんであれ、お金を落としていくことと思ってみた。様々な方々の、様々な不幸に対して、未だベストな関わりを思いつかない。

直接支援に行く医療関係などの方々。どうぞご無事に。日本人の心根を示す、とても大事なことだと思います。困った人を助けることの繰り返しこそが、もっとも平和のために重要なことだと思います。


追:
ニュースをチェックしにくい環境にいた中で、やっと読めた新聞の写真を下に。
4という数字を不幸や縁起が悪いととるか、その逆ととるかは各文化圏によって違ってくると思うが、ぼくは13も4も縁起のいい数字として捉えている。その方が楽しく暮らせる気がするしね。

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川口