中学校時代、部活以外に熱中したコトは、生徒会活動でした。
以前にも、入学していきなり生徒会に立候補してみた話を書きましたが、
その時に味わった、
「特別な感じ」
が、とっても楽しかったのです。
それは、生徒集会などで体育館などに集まる時などに、
全員が立ったままじいっと、長ーい話を聞いていなければならない時に、
運営側として、裏でいろいろな仕事をしながらも、
かなり自由なことをしていられたという充実感。
そしておそらくは、少なからずの優越感(笑)
もうひとつは、今まではあまり誰も取り組んでこなかった、
オペレーション改革への取り組みなど。
例えば、全生徒が教室から体育館まで、
どれだけスムーズに移動できるか?などといったこと。
これの問題点を調べて、仮説を立てて、
各クラスの生徒委員に協力を仰いで、
本番で「実験」をする。
そしてそれをまた分析して、次はもっとスムーズにと・・・
これの結果が次々に出ていくのが楽しくてしょうがなかった。
今にしてみれば、pDSCサイクルを回してたんですね。
ちなみに一番生徒会活動に熱中したのは、3年生の前期でした。
通常は3年生の後期なのでしょうが、
なんと、このころ、受験勉強が「面白く」なり始めていたんですよ(笑)
なので、3年生の前期を自分の集大成としようと位置付けたんです。
そのために、今までの生徒会活動を通じて、
「一緒にやっていて信頼できた同級生と2年生」に対して、
各クラスの生徒委員の選挙の前に、
「生徒委員をやってくれ」と、声をかけに回ったのを覚えています。
「この半年間で、今まで出来なかったようなことを全部やってやろうぜ!」
みたいなことを言って、全クラスを、説得に回りました。
そして、俺のその妄想を信じて生徒委員になってくれたみんなのおかげで、
いろいろなあたらしいことがたくさん出来ましたし、
その期の生徒集会では、毎回毎回、移動時間の記録が短縮されていきました。
もっとも、自分たちの自己満足だったので、
なんら公式に残っているものでもなんでもないですけどね(笑)
この体験があって、
「1人でできることには限界があること」と、
「信頼できる仲間が力を貸してくれた時には、
とんでもないことがいとも簡単に起きること」
を学んだようです。
とはいいつつ、達成感に包まれた俺は、
後期には、予定通りサクッと身を引いて、
受験という、「次のお楽しみ」に向かっていくのですが。