母は小学校の時も中学高校の時も卒業式翌日にランドセルや制服など祖母に破棄された事が凄く悲しくて寂しかったと私によく話していました。なので、私の時は思い出に残してくれると思ってましたが、母は小学校の時も中学高校の時も卒業式当日に帰宅すると私のランドセルも通学鞄も制服も1つ残らず破棄しました。信じられませんでした。自分の時は悲しかった寂しかったとあれだけ話していたのに。しかし、弟の場合は違いました。何から何まで全て残し、今でもきちんと手入れをして保管しています。母に、なぜ私の方は捨てて弟の場合は残すのかこの差は何かと尋ねましたが、
母は一言「当たり前でしょ」
弟が幼い時から学校等含めて制作した物は今でも1つ残らず残し、家の色々な所に飾ってますが、私は作ったその日、持って帰ってきたその日の内に全て破棄されました。
母にはよく
「あんたは要らない」
「あんたに死んでほしい」
と言われ、
弟の癌が分かった時も
「あんたなら良かったのに」と大泣きされました。
弟が亡くなった時も
「あんたなら良かった」と大泣きされました。
もっとも祖母からも同じ事を言われました。
祖母の場合は、母、私と弟の3人に死んでほしかったそうですが。