2012年にTHE NINTH APOLLOに入った。確か7月31日の町田SDRのライブの打ち上げで決まった記憶がある。その年の頭に出したデモをワタナベさんとHOT DOGのユウスケ君に褒めてもらった記憶もある。初めてナインスアポロと絡むキッカケをくれたのもHOT DOGだったなー、あの爆発力に惹かれて、メロディックパンクやっぱり最高って今でも思ってるもんなー。初めてのレーベルイベントは心斎橋火影、Day tripperと初対バン、あと松尾昭彦バンドとも。デイトリは怖かった、でも今や1番面倒を見てくれている先輩、完全に兄です。そして松尾さんは、うわ本物だ、って思った。下手スピーカーのほぼ真横、最前くらいでライブを見たことを覚えている、憧憬がそこにはありました、何度も夢を見せてくれた。ギターのナカハラコウタ氏は殿堂入りしてます、全てにおいて。当時はBUZZ THE BEARSが卒業したばかりだった、その半年後のレーベルイベントでゲストバンドで出てて、越智さんが「ナインスアポロの後輩見とけよー!」と叫んでから始まったライブが鬼みたいにかっこよかったのを覚えている。そのイベントは東名阪でやったんだけど、SHANKは3会場とも化け物だった、間違いなくレーベルの顔だった。ほぼ同期にMy Hair is Badがいて、本当にぺーぺーだった僕らは絶妙な傷の舐め合いをした、いい奴だったから良かった、出会った日の印象は最悪だし、口も利かないつもりだったが、気づいたらずっと一緒にいるね。同い年だけどレーベル的には先輩のNOAがいた、今は本当に心から親友だけど、西浦俊介という男の存在を何度妬んだかわからない、それほどまでにかっこいいと思ってしまった、悔しいけどね、本当に凄い男だ。NOAがいたから、ポッキーが、ユウが、アキ君が、いてくれたから、きっと今俺はここにいるんだと思う、バンド人生で最幸な出会いです。俺らがレーベルに入るのと同時に解散してしまったバンドがいる、このバンドが架け橋になってくれたんだ、勝手なイメージですが、あの頃ナインスアポロは所属バンドのお墨付きみたいのがなきゃ入れない、みたいなイメージがあったのですが、間違いなく俺らが入れたのはPipeCut Weddingというバンドがいたからです。未だにライブの時にベルトつけてます、こんな形でしか恩を返せないのがちょっと寂しい。THE SKIPPERSは、もうラスボスです。ずっとラスボス。ずっとジャガーさんにかっこよくないって言われてた(笑)でも今ならその理由もわかります、腹括れてなかったんだろうな。2015年春に初めてかっこいいと言われた時、ツーマンに誘われた時、チビるくらい嬉しかったけど、照れ隠しで飄々としてました、すいません、卒業してしまったけど、散るまで挑み続けたいバンドです。ポールさん今何してるんだろう(笑)そして何より1番怖かったバンドがFEELFLIPです、当時は本当に怖かった、本当にレーベル愛が凄くて、その愛故に最初めちゃ怖かったなー、でも今ならわかる気がするし、気づいたら俺もこのレーベル愛しちゃってて、軽々しく口にすんじゃねーぞ、とか思うし、でもこう思えるのもFEELFLIPがいたからなんだよなー、少しだけレーベルに馴染み始めた頃、ドラムのトシ君が八王子での俺らのライブを見に来てくれて、お客さんも全然入ってなかったけど、ライブ終わって「かっこよかった、ナインスアポロ関東支部頑張ろうな。」って言ってくれたこと、他に一つとないくらいの宝物です。ナインスアポロは大阪のレーベルなんですが、当時関東には俺らとFEELFLIPだけで、だからこそ厳しく優しくたくさんのことを教えてくれました、卒業してしまって少し会う機会は減ったけど、プライド持って俺らも頑張ってます



あー、こんなん書いてたら、会いたくなる。

あの頃は良かった、って言葉、俺は好きなんですよね。あの頃があったから間違いなく今の自分がいるわけで、今も昔も肯定したくなるくらい、俺は今のバンド環境を幸せに思う。

本当に凄い先輩ばかりだったんだ、あの頃。レーベルイベントなんて軽い喧嘩みたいな勢いだった、バチバチしてて、本当いつもボコボコにされてたなー(笑)それでも挑まなきゃいけないのが、しんどいし怖かったなー、見向きもされない日々もあったけど、突き放されることは絶対になかったな。

いつの間にか先輩になっていて、順調に口うるさい先輩になってきている。でも俺が1番愛してる自信あるからね。


今、超えなきゃいけない瞬間なんだと思うよ。
武闘派レーベル 武闘派バンド もっともっとぶつかり合いたいよ、俺は。少しだけぬるま湯に感じる、あの頃の熱湯が恋しくなる、それなら俺が熱くするだけだ。


いつか後輩編も書きたいな。



今年で所属5年目、更に高いプライド持って、もっと熱量上げて、イケてるナウい先輩なんかなれなくたっていいから、いつまでもかっこよくいたいと思いました。




またね。