\前回の話/
看護師の私でも動揺するほど
叫びながら体をかきむしりだした娘ちゃん。
見守ること30分。
叫び声が弱くなり
「いやだ~・・・いやだ」
とうわ言のようになってきました。
(そろそろ大丈夫かな?)
「娘ちゃん?」
なるべく優しい落ち着いたトーンで話しかけます。
「・・・やだ」
「ママ、ギュ~しようか?」
「・・・うん」
問いかけに対して、
返答があったことに胸をなでおろしました。
(夜驚症の症状が強くでているとき
こちらの声は一切届かず、
翌朝聞いても覚えていません。)
ひとまず娘をギュッと抱きしめて、
落ち着くのを待ってから
状況確認です。
「娘ちゃん、痒いみたいね。
ちょっと見せてもらってもいいかな。
(あと、体もすごく熱いから多分発熱してる)」
「・・・・!!
(お尻のブツブツが全身に広がって真っ赤になってる!
⇒今振り返ると、川崎病の症状が強く出始めたんだと思います)」
結構な赤みでびっくりしましたが・・・。
私が怖がったり驚いたりすると、
娘ちゃんは余計怖がるので、ここは冷静に。
「うん。ちょっと赤くなってるね。
軟膏ぬっておこうね。」
ここでの軟膏はプロペト(ワセリン)
で効果はないのは分かっていましたが
娘ちゃんの不安を取り除くために、
ひとまず軟膏を塗っておきました。
次は、お熱を測ることにします。
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