見た目は一見、他の物と同じに見えるが、キャップリングがちょっと違うのが判る。

 

キャップを外すと出ました巻きペンがニブの上に引っ付いております。「縁ぺら」がエンペラーになったのか?とか昔思ったがどうなんだろうか???

 

巻きペンに隠れてニブの刻印が見えないが、飾り帯の刻印が無い所が好印象。あの手の装飾は間違うと嫌みになるので私的にはあまり好まない。

 


ニブの刻印は「1911 (錨) 21K 875 Sailor JAPAN」となってる様である。【公式HP参照】
巻きペンはニブよりシルバーなので、もしかしたら21Kでは無いのかも知れない。だとしたら新価格でお値段が倍近くになったのに・・・とむくれてしまうわ。

 

いつも逆側を撮影してたけど、Sailorはこっち側にニブの字幅の表記があるので、この方が良いね。インク瓶にニブを突っ込んで、ニブと巻きペンの間にインクを貯まらせて、吸水性の良い和紙や画用紙に書くには良いとの事だ。私みたいにインク便につけペンの様にニブを浸ける人には良い。インクをコンバーターに吸入するだけでは巻きペンの意味が無いんだな。

 

ペン芯はニブが大型なのでREALOと同じ様である。

 

キャップリングの印字は「SAILOR JAPAN 1911 SPECIAL NIB」となっている。
よくよく見たら新価格になって以降の特殊ニブは、全てこの軸になると言う事の様である。天冠がフラットな物と選べると良いのに。そう考えたら我が家のPROFESSIONALGEARの長刀は貴重だな。

 

とりあえず比較で中細長刀のPROFESSIONALGEARと普通の中字のREALO。

 

ニブの大きさは大型で同じであるが、PROFESSIONALGEARが胴軸が10mm、キャップが5mm短くてコンパクトである。

 

ニブの大きさは同じなのが判る。ただ飾り帯がニブに無いのと、巻きペンでハート穴が隠れてるのでなんか不思議。

 

上がPROFESSIONALGEARの中細で、下が長刀エンペラーの中。ペンポイントの長刀下部が結構尖っている為に中字になって線が太く書けるのだろう。太い長刀はもっとデカいんだろうな。(笑)

顕微鏡モードで超拡大。中細は使ってて丸くなったのか最初からそのままなのかちょっと判らん。でも非常に熟れた感じで書き易い。真ん中のREALOのニブがボケちゃったが、ルーペで見ると長刀を更に小さくしたペンポイントで、基本的にはSailorはこの長刀風の下尖りっぽいペン先?と思ったのだがこれ如何に???

 

Flexはしないけどいつもの筆記テスト。いやはや太いwww
はがきとかの宛名書きはこれが最高かも知れん。いつもの5mm方眼に入れようとすると字が潰れちゃう。

 

長刀は漢字を書く為のニブだと思ってるので、縦書きで漢字も書かねばイカン。って事で、1万偏は書いたろう九字を書く。(笑)
10mm角に収めるのはキツいwww 15mm角くらいがギリギリかなぁ???
長刀は中細・中・太と3種類のニブがあって、中細を手に入れた時にどれか1本って思ったら中細と思ったが、今回の中を使って見て改めてその通りだと思う。太は更に太くなるので、使う人は限られちゃうだろう。
普通のニブでBやBBで宛名を書いたりしてたが、今後は此奴で宛名書きだな。やっぱりペンポイントが筆先の様なティアドロップ型っぽくなってるのが止め、跳ね、払いをし易くしている。普通に英字も書けちゃうし1本は持ってると良いニブが長刀だ。
惜しむらくは、お高くなってしまって敷居が高くなった事。そして、売ってる店も限られている。再販売しましたって告知されて以降も品薄状態が続いてたが、今もやっぱり品薄である。ヤフオクじゃ旧製品が旧価格を超えて落札されるのが日常的・・・だってそれでも新価格よりやすいんだから当然www
特殊ニブを作れる職人が少なくて需要に対応出来ないとか、その育成費用を消費者に求めた格好なのだろうけど、今後はどうなる事やら。マジかよ~ってぼやいても、やっぱり他には長刀を始め特殊ニブは無いので、Sailorさん万歳なのであった。(笑)


※ ぼやくの忘れたけどさ、SPECIAL NIBで他と差別化でお値段倍増なんだからさ、REALOと同じで吸入式にして欲しいよね。税込66000円で両用式ってどうなの???

 

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