蕾桜が咲く前に -4ページ目

朔月

作詞:劉魅





とある朔月の日に現れたお姫様は 意味もなく僕の前から消えようとする

薄れゆく意識の中 君が言った最後の台詞を僕は聞くことができなかった



あの時、君の台詞を聞いていたらこんなことにはならなかった?

あの時、君の台詞を聞いていたら僕たちは今どうしてた?



そんな事しか頭になくて



心臓が凍りつき 崩れ落ちる僕の身体 じわりと冷たい何かが零れ落ちていた

信じたくない 信じきれない そんなの嘘だろ?



ある日鳴ったひとつの電話は 意味もなく君の場所を教えてくれた

最後まで聞く前に体はもう動いていて 携帯を持ったまま走り出していた



あぁ、この広い世界で何万人もの人がいようとも

僕がこの世界中で求めていたのは君だけでした



僕は君を愛した瞬間に この世界のすべて愛しくて

言い切れない程の「ごめんね」と

「愛してる」と「ありがとう」を一生をかけて君に贈らせて

つぼみざくら

作詞:劉魅


咲きだした花のつぼみ 独りかぞえてみた
このつぼみがすべて咲いたら 僕は幸せでしょう

これは何度目だろう?眠れない夜が来るのは
目を瞑ると浮かぶ君の横顔
誰にも告げてないこの花の居場所(ばしょ)を僕が早く気がついていたなら

咲きそうな花のつぼみはもう咲いていたのかな
このつぼみがすべて咲いたら 僕は幸せでしょう

「どんなことがあっても明日は必ず来るよ」
だけどこの花に明日があるか誰にもわからない

誰にもわからないよ この花の意味を
どこに咲いているのかわかるハズがない

いきなり降りだした雨はいつもより冷たくて
僕の花のつぼみがひとつ堕ちた そんな気がした

そうかやっとわかったよ、僕のこの気持ち 僕がずっと求めていたのは君のことでした
だから伝えきれない程の「ありがとう」と「好き」と、言いきれない程の「ごめんね」と「愛してる」を君に贈らせて

満開になったこの花と言う名の僕のこの気持ち 一生をかけて君に贈らせて下さい

二人の幸せを、2人の未来を

こんな気持ちを毎日感じられたら 僕は幸せです

異存症

作詞:劉魅


朝の行き道 ざわめく時計 目が覚めた6時半
いつもの足と いつもの体 いつも通り使って

僕の先の先にいる君が 桜の花で消えてった

もう、君がいなくなっちゃうよ もうどうしようもなくなくなるよって 誰かが言ってた気がした
君に愛されたいんだって、依存症になりたいんだって これが僕の****

帰りの道で ゆらめく時計 目が覚めた6時半
いつもの靴と いつもの服で 着飾って行くんだ

僕の後ろ先にいる君が 雪の中に消えてった

もう、君がいなくなっちゃうよ もうどうしようもなくなくなるよって 誰かが言ってた気がした
君に愛されたいんだって 依存症になりたいんだよ これが僕の****

また君がいなくなっちゃうよ もうどうしようもなくなくなるよって 誰が言ってたんだっけ?
君に愛されたいんだよ 依存症になりたいんだって これが僕の****

もう君はいなくならないから もうどうしようもなくならないよ 僕が言った台詞だね
君に愛されたいんだって 依存症になりたいんだよ これが僕の本音だ