大昔、まだ私が劇団に所属していた時のこと。
稽古中に怪我をした。
でも、発覚したのは稽古から帰ってお風呂に入ろうとズボンを脱いだ時。
バリバリバリバリ!!
と、ズボンと足が何かでくっついていて剥がれた音。
!?
足の脛が真っ赤な血でべったり。
なんかえぐれたような傷がありました。
ひょえええええ!!!ヽ ( ꒪д꒪ lll)ノ
なになに痛い痛い!!
稽古場にあった鉄筋のでっぱりに足を激しくぶつけたのを思い出す。(°д°)
でも、その時の私は今よりももっとダメなやつで、稽古が上手くいってなくて、ダメ出しの連続。
もう頭の中がいっぱいで身体の感覚すら分からなくなっていた。
そんな時だったから、ぶつけたからって稽古止める訳にもいかないし、夢中で痛みもどっかいっていた。
でも、その足の惨状を見た時、
本当、
泣いた。
足の痛みも復活していたし、打撲もしていて腫れてるし、乾いていた血もまた流れ始めたし、
でもそれだけじゃなくて、
本当に余裕がない自分が情けなくて、辛かった。
こんなになってまで私は芝居をやる意味があるんだろうかとか、勝手な想いががぐるぐるして止まらなかった。
次の日も足に湿布と絆創膏を貼って、稽古に行きました。
今も忘れない出来事。そして物凄い勉強になった出来事。
幸い足の傷は消えましたよ。(^^)
お芝居は感謝を込めて、決しておごらず。
お客様のために作品を届ける。
そしたら、無駄なことして怪我はしないはず。きっと。
これからまた忙しくなります。
頑張ろう!٩( 'ω' )و