千原会石田組長、サマンサの店で襲撃に遭い死亡。
石田組長は、佐藤(笠松将)を跡継ぎにと考えていたけれど、若頭の葉山(窪塚洋介)が、佐藤の組長警護のやり方を責め、自分が組長代理で次期組長といわんばかりの態度に出る。

葉山は佐藤の弟の海斗に接触。
今度狙われるのは佐藤だから、兄のために顔を知られていないお前が至近距離まで近づいて、戸澤を撃てと銃を渡される。
何で若頭がいるのに、先に若頭代理が狙われるのか、どうして変だと思わないの?弟よ。
でも、寸前で気がついた佐藤に止められる。

戸澤組長、呼ばれてもいないのに警察へ出向き、今回の事件に自分は関係ないとアリバイを主張。

ジェイクはこの襲撃事件は、戸澤が絶対関わっていると確信し、サマンサが見たという刺青から菱沼会の組員だと突き止める。
彼は自社新聞に自分に知らされないまま、サマンサの写真などが掲載された事に、記事を書いた同僚に怒りを露わにする。
戸澤組との繋がりが不明の今は、真実を掲載するのが新聞よね。
上司の詠美(菊地凜子)からもこっぴどく注意され、会社を飛び出すジェイク。
父親の60歳のパーティーに合わせて帰国する予定を、一時は仕事のため取り止めようと思っていたジェイクだけれど、厶シャクシャしていた勢いで帰国することに。

片桐刑事(渡辺謙)は、ジェイクからの刺青情報により、犯人のひとりを遺体で発見。
もう一人は、留守中の片桐刑事の自宅に忍び込んで庇護を求める。(片桐刑事の家族は実家に避難中)
小さい組は戸澤の締付けが激しく、生活もままならなくなっている。
そんな時に戸澤組から甘いエサを撒かれ、何でも言う事を聞いてしまう、という感じね。

アメリカへ帰国したジェイクは、久しぶりに家族との交流を温める。
アメリカでも60才は、ひとつの節目なのかしら?
上司の瑛美は自分の家族が複雑だから、ジェイクに帰国を強く勧めてくれた。
仕事から離れ安らいでいるジェイクのもとへ、片桐刑事から戸澤が手術を受けたらしい病院で、裏付けを取るようにと連絡が入る。
そして、戸澤の勢いを止めるには肝移植から攻めていくしか方法が無くなっていて、「すぐに日本に戻ってこいびっくりマーク」と片桐から強く言われる。

一方、戸澤の妻は戸澤の愛人の美咲(伊藤歩)と接触し・・・。

破門される佐藤、深みにはまって行く海斗。

ジェイクは頭の回転が早く、物怖じせず突っ込んでゆくタイプだから危険な目に遭うことも多いけれど、大きな働きをしているわね。

それにしても、葉山を演じる窪塚洋介さんの昭和的なイっちゃってる感溢れるヤクザぶりが、いかにもという感じで何だか笑えるわ。ニヤニヤ