石田組長からの指示で建築家大野が持っている情報を、サマンサは盗み出す事に成功したかに見えたけれど、バレちゃうのよ。
でも、大野はサマンサのお店やお店の子を守ろうとする思いや、許しを請う気持ちに理解を示し、代替案を申し出る。

一方、長野へ銃の調達に行った葉山(窪塚洋介)と佐藤(笠松将)は、葉山がホントどうしようもない奴だから、仲介人を殺める事になってしまって、銃も受け取らないまま車のキーも無く、雪道を徒歩で逃げるはめに。
単細胞だわ葉山、窪塚洋介さん演技がうますぎ、自然過ぎ。
こんな危ない二人を車に乗せるハメになった、たまたま通りかかった家族連れに同情するわ。
狭い車の中、どう見ても危険な男二人組と、幼い子を抱っこした若い母親と運転する父親、BGMに流れるのは『およげたいやき君』😨
銃は手に入らなかったけれど、佐藤が反対されながらも独断で前もって用意しておいた銃(よくお金があったわね)が役に立つ。
その銃を融通する代わりに、弟から手を引くようにと葉山と取引する。
佐藤の弟の海斗も、大学生の割には子供で、ちっとも分かっていないのよね。
佐藤もいいとこ見せたかったのかもしれないけれど、だめだわ側にいさせては。

ビルから転落死した中原会長を偲ぶ会に現れる戸澤組長。
そこで戸澤は、自分は親分になるつもりはなく、戸澤コーポレーションの社長になると宣言。
政界や経済界に進出し金の流れを掴む、この国の未来だと言い切る。
おっきく出たわね。

戸澤は自分の力もさることながら、妻の実家の財力があったからこそ、ここまでになれた。
その妻との間も、妻の親戚に当たる中原組長を亡き者にした事で、かなりの亀裂が入る。
  
サマンサの店で建築家の大野と取引中の石田組長、とそこへ覆面をした二人組が乱入、銃をぶっぱなすびっくりマーク
すぐに危機を察知した組長は佐藤の名を叫ぶ、頭を撃ち抜かれ突っ伏す大野、逃げ惑う人達で店内はパニック状態。
佐藤と銃撃戦になるが、組長が自分を犠牲にするように、「佐藤、生きろ❗」という言葉を残し、暴漢と相対し銃撃を受け倒れる。

「くみちょ~ガーン」 
♪チャ~ン チャララ〜ン♪
私の頭の中に流れる『仁義なき戦い』の、あの出だし。
そして『仁義なき戦い』では、画面の下側に「千原会石田組長 昭和◯年◯月◯日死亡」とテロップが出るのよね爆笑
そんなに好きか?ヤクザ映画、いや~それほどでも🤭
でも、あの頃の俳優さん達、皆さんカッコよかったわね。
健さんや文太さんや松方さんキラキラ


それにしても、組長の周り手薄すぎるでしょ。
暴漢の銃を持つ手首に刺青を見たサマンサ。
葉山の仕業に思えるけれど、どーなの?