待ってました❗『天官賜福』の1巻と2巻。
3巻は予約してありますが、4月の予定です。
海外にお住まいのブロ友さんによると、英語版は全巻出版されているようで、日本語版は遅れているのね。
(英語版は8巻、日本語版は6巻まである)
もちろん最初から読むつもりですが、パラパラとページをめくっていて目に入ってしまった、1巻の最後の方。
紗の仕切り幕越しに、サイコロの振り方を謝憐が花城から伝授されている場面爆笑読み入ってしまったわ。
どんな風に表現されているか。

三郎の時は少年、花城になっても18、9歳だったの?
もっと大人かと思っていたわ。
あどけなさは抜け、とはあるけれど。

『それは細長く、そして青白い右手だった。指の関節はくっきりしていて、中指には赤い糸が一本結ばれている。

相変わらず服は楓より赤く、肌は雪のように白い。
(中国では男性も肌の白さが美の条件なのか、単に墨香銅臭の好みか?)
右側に細く編まれた髪が一本あり、その下に飾られている赤い珊瑚玉が意外にも洒落っ気を感じさせる。
手首の籠手は銀、靴の鎖も銀、腰帯もまた銀、弧を描く細い湾刀も銀。
ただならぬ美しさを持つ。
彼の眉宇にあった傲慢さと野性味は、消えるどころか逆に勢いを増し・・・
謝憐は、少し見惚れて我を忘れた。』

我を忘れて見惚れる、それを人は普通一目惚れと言うびっくりマーク
階段上がった上でのサイコロの目が、どうして下から見えるのか?という点は深くは考えない口笛

『その半欠けの饅頭を取り出した時、謝憐は八百年間崩れたことのなかった顔が急にぴくぴくと震えだすのを感じた。正直なところ、ただただ恥ずかしくてたまらなかったのだ。』
この後、手にした饅頭をひとくちかじった花城は、謝憐に向かって視線を投げてくる。

これ以上ないほど、ストレートな表現ね。
謝憐は恥ずかしくて逃げ出すけれど、あいつキモい、とはならない。爆笑
気づけよ!!己の気持ちに。

墨香銅臭の作品には、眉を跳ね上げるという表現が頻繁に出てくる。
怒りや嘲笑を表す仕草だというけれど、花城の場合は指図だったり?
あまり見たこと無いし、片眉上げるなどという器用な真似できないけれど。

何回も読み返してしまいそうだわ、『魔道祖師』と同じね。ニヤニヤ