笑顔のゴン彪を乗せたタクシーは宙を舞い、そのまま彼は帰らぬ人へ。

カラオケ店で騒いだ翌日、脳梗塞で運ばれた馬徳勝。
少々頭の中の混乱はあるけれど、後遺症はなさそうだ。
むしろ、脳ミソが刺激されたのか馬徳勝の頭の中で、この時を超えた事件は全て繋がった。

警察での馬徳勝の説明を聞き、ひとり釈然としない王響。
彼は、沈墨が養母の命を狙っていると知り、病院の前で張り、病院から出てきた沈墨をタクシーに乗せる。
そして、あの夜の王陽の様子を聞く。

疑問は数点あるけれど。
フードを被った姿でも、やはり華奢な女性と男性の区別はつくと思う。
まして、最初に登場した薬局の店員は、暗がりでも相対しているのよね。
無理があるわ。

最大の疑問は、沈墨の心の中。
沈墨が一番恨んでいたのは、養父の沈棟梁とその妻ではなかったのかしら?
だから、どうしても自首はできなかったのかと思っていたけれど、本当に死ぬ気だったのね。

沈墨だけ、どうして18年後俳優さんが変わったのか?
幼顔でも、メイクで老けさせられると思うけれど。
実際、他の俳優さん達の自然な老け具合は、なかなかなものね。

再び動き出した18年後の出来事は、愛すべきオッサン3人組が最後の力を振り絞って打ち上げた、打ち上げ花火のようだったわね。

ラストシーン、線路を走る貨車に乗る18年前の王響。
あの頃の自分に、「前を向け、振り返るなびっくりマーク」と叫ぶ王響に涙が出たわ。
よく今まで頑張って生き抜いたよ~えーん

中国は現代ドラマも、なかなかやるわね。
オッサン3人組から若者達や女優さん達に至るまで、皆さん凄いわ拍手

事件に巻き込まれたりと、大きな出来事のない平々凡々とした人生でも、二十年近い時の流れの中には泣いたり笑ったり怒ったりと色々な事がある。
そんな自分の過ぎ去った時間にも、思いを馳せたドラマでした。


もし、日本でこのドラマをやるならば、と俳優さん達を考えてみた。

王響は大地康雄さん(最近見ないけど)   
ゴン彪は西島秀俊さんなんて、どうよびっくりマーク   
馬徳勝はウ~ン、松重豊さんかな
沈墨は上戸彩さん

勝手にイメージ
来週から詰まらないわ、終わっちゃってニヤニヤ